高校教師
高校教師
1993年と2003年にTBS系列で放送された、野島伸司脚本のTVドラマ。
1974年に東京12チャンネル系列で放送された同名のドラマとは関係がない。
高校教師 高校教師(1993年)
1993年1月8日〜3月19日の、金曜22:00〜22:54に放送。
主題歌: 森田童子「ぼくたちの失敗」
高校教師 概要
教師と恋愛や、同性愛・近親相姦など、当時に問題となっていた「社会的タブー」を真正面から扱った作品として、非常に話題になった。
作品が提案されたが、嫌悪感を抱いていた。
野島の「ギリシャ神話のような作品を作りたい」という言葉に感銘を受け、直接的な性的描写を抑えた、透明感の作品づくりを目指した。羽村とキスシーンを除いてキスシーンがなく、全てそれを連想させるシーンになっている。
演技することが出来たと言う。シナリオが完パケだった事により、きめ細かな裏設定を実現することがで前フリを演技で表現できたという。二宮繭は観月ありさを予定していたが、台本の内容に賛同をられなかったため、桜井幸子に変更された。
野島作品の中では唯一、この作品のシナリオだけ「ラストの展開の手直し」が行われう。
ドラマの中で、繭が「私このお菓子好き」というセリフとともに、ウェハースの中にチョコレートが入ったお菓子)が映されて、一時期だが注目された。
ロケ地は、日本基督教短期大学である。
あるが来客が増加した。
高校教師 主題歌
主題歌の『ぼくたちの失敗』(唄:森田童子)は旧作だが、この番組で大ヒットとなった。
これ以前のドラマでは、売れ線の曲がメインであり、曲を使うことはほとんどされていなかったが、このヒットを契機にリバイバルブームが起こった。ラストシーンをどう解釈するかについては、論争が絶えない。
命を絶ったのかについても不明であるため、謎の残るラストとなっているが、それが作品にとって絶妙の読後感となっている。
心中説 (最も一般的な解釈とされる) 自殺説
居眠り説 (駆け落ち or 心中にいく途中) 羽村の夢・空想説 繭の幻影・亡霊説 など。
高校教師 キャスト
羽村隆夫 - 真田広之
主人公の高校教師。
おり、一時期バスケ部の顧問もしていた。教師をやる手筈だったが、教授の策略により研究室に復帰でなくなる。繊細で温厚な性格、時に孤独な一面を持つ。性格ながらも良識の持ち主であったが、一生徒である二宮繭と出会い、ストレートでそしてけなげに自己表現を彼女に惹かれ溺れていく。羽村の少々孤独で頼りないところは、母性本能を擽りヒロインを含め、女性の心を惹いた。二宮繭 - 桜井幸子
高校二年生のヒロイン。
初対面時から勝手に羽村に運命を感じ、付きまとうようになる。自由奔放な性格の持ち主でどこか陰の少女であった。突発的な行動をして羽村を困らせることも少なくない。異常と言えるほど父親から溺愛されており、父を愛する気持ちと逃れたい気持ちとが相反し、陰を抱えている。直子(下記参照)以外に友人と呼べる友人はクラスでは半ば孤立している。新庄徹 - 赤井英和
羽村の同僚の男性教師。
保健体育を担当しており、剣道部の顧問をしている。間で親権を争っている。熱血肌で古風な男に対しては鉄拳制裁もいとわないが、学校以外では温厚である。生徒からは恐れられているが、以前は生徒思いで慕われていた。藤村知樹 - 京本政樹
高校でのアイドル的存在の男性教師。
顧問をしているが、裏では生徒を強引にレイプするとビデオに録画し、それをネタに関係を強要するという異常性を持つ。相沢直子 - 持田真樹
二宮繭の同級生で、唯一の親友。
藤村にレイプされ脅迫されただけでなく、妊娠してしまう。レイプされた事を隠し、一人で悩み続ける。剣道部の顧問である新庄に好意を抱き、助けを求めるようになる。二宮耕介 - 峰岸徹
繭の父親。
頃には有望な芸術家であったが、今は落ち目らしい。何かに怯えるように、娘にすがり束縛しようとする。佐伯麻美 - 中村栄美子
バスケ部のキャプテン。
二宮繭に対して、同性愛的に好意を寄せている。そのために、バスケ部の顧問となった羽村を目の仇にイジメを画策する。転勤を理由に学校を転校していく。三沢祐蔵 - 小坂一也
娘の結婚相手として、助手の羽村を選んだ。
羽村の書いた論文を自分のものにした事から目をかけていたが、最終的には羽村を騙すようにして論文の件をうやむやにしてしまう。
三沢教授により用意された縁談であったが、千秋の浮気が発覚して破談になる。結婚に愛を求めておらず、「束縛しない」という理由だけで羽村と付き合っていた。樋口尚樹 - 黒田アーサー
千秋の浮気相手で、羽村の元同僚。
坂入主任 - 金田明夫
羽村の上司で、学年主任。
セクハラじみた言動を羽目を外す。宮原志乃 - 山下容莉枝
羽村の同僚で、二宮繭の担任教師。
新庄貴広 - 森田洸輔
新庄の息子で、小学生。
新庄の生徒により、足に障害を負ってしまった。親権の調停によって、父親と離れて暮らすことになる。羽村和人 - 三浦浩一
羽村の兄で、田舎で農業を営んでいる。
羽村のために骨をおっており、大学の授業料なども面倒をみていた。事ができなかった事にコンプレックスを抱いている。
羽村の幼児性を帯びた性格に、恋愛感情を抱くようになる。二宮繭に対してライバル意識を持ち、宣戦布告する。
高校教師 放送データ
放送回 サブタイトル 放送日 視聴率
第01話 禁断の愛と知らずに 1993年1月8日 20.4%第02話 嘆きの天使 1993年1月15日 15.5%第03話 同性愛 1993年1月22日 15.8%
第04話 僕のために泣いてくれた 1993年1月29日 17.0%第05話 衝撃の一夜 1993年2月5日 19.5%第06話 別れのバレンタイン 1993年2月12日 17.6%第07話 狂った果実 1993年2月19日 22.0%第08話 隠された絆 1993年2月26日 25.8%第09話 禁断の愛を越えて 1993年3月5日 25.8%第10話 ぼくたちの失敗 1993年3月12日 28.3%第11話 永遠の眠りの中で 1993年3月19日 33.0%
平均視聴率 … 21.9%
最高視聴率 … 33.0%
高校教師 ストーリー
第1話 「禁断の愛と知らずに」 大学院助手から不本意ながら、女子校教師になった羽村隆夫…。
始業式の朝、キセル容疑で捕まった二宮繭を助けたことから信頼を得る。羽村を尾行し、部屋に上がり込む繭。その時、羽村の婚約者の三沢千秋が来訪し、繭は逃げ帰る。繭は日、千秋が男とホテルに入るのを目撃してしまう。第2話 「嘆きの天使」 毎朝、羽村の下駄箱に「助けて」という手紙が入っているが、仕業かわからない。
バスケット部顧問に羽村を慕って、繭も入部してくる。繭の親友の直子は、藤村にレイプされ、ビデオカメラに撮られてしまう。羽村の婚約者である千秋に会った繭は、羽村との結婚は打算だと聞かされる。あまり繭は、千秋をエスカレーターから突き落としてしまう。第3話 「同性愛」 同性愛者であるバスケ部キャプテン佐伯麻美は、繭と親しくする羽村を、様々な手で陥れようとする。
レイプされた直子は、元気なフリで登校するが、録画テープをネタに藤村から脅迫される。千秋を病室に見舞った羽村は、樋口と千秋の抱擁シーンを目撃し、婚約者に裏切られたことに気づく。第4話 「僕のために泣いてくれた」 麻美へのレイプ未遂の噂が広まるが、繭だけは羽村をかばう。
嫉妬に狂った麻美は、硫酸を羽村にかけようとするが、かばった繭にかかる。羽村は千秋から愛されてないことを聞き、婚約を解消する。小沢教授から、研究室には戻れないという真相を知らされる。羽村は、繭と動物園に訪れるが、感情が押さえ切れなくなり繭の前で号泣するのだった。第5話 「衝撃の一夜」 羽村の兄が故郷からやって来て、婚約破棄したことで、兄弟ゲンカになる。
繭に、羽村は愛情を抱きいた。鎌倉の海に行くが、時間を気に羽村に腹を立てる繭は、帰らないと言い張る。終電車もなくなり、鎌倉の旅館に泊まることになるのだった。第6話 「別れのバレンタイン」 羽村との無断外泊で、停学処分を受けた繭。
羽村のアパートにやって来た繭の父である耕介は、密告したのは自分だと告げ、忠告する。繭の将来を距離を置こうと決意した羽村は、バレンタインデーに一方的に別れを切り出すのだった。第7話 「狂った果実」 羽村に別れをショックから、盛り場を遊び歩くようになる繭。
日、繭はレイプされそうになるが、風俗嬢の亜弓に助けられる。直子は妊娠していることが発覚し、中絶手術をする。繭は、翌朝に自殺した亜弓を発見するのだった。第8話 「隠された絆」 溝ができてしまった羽村と繭。
そんな中で教習生の里佳が、羽村にアプローチする。ライバル意識から里佳は、繭にカンニングの濡れ衣を着させる。羽村は、下駄箱に「助けて」の手紙を入れる繭を目撃する。二宮家を訪ねた羽村は、関係を目撃したのだった。第9話 「禁断の愛を越えて」 繭は、直子のレイプ録画したビデオを見てしまう。
繭は藤村のロッカーからマスターテープを盗みだし、新庄の机の上に置く。直子の腫れ上がった顔を見た新庄は、羽村の制止も聞かず藤村に殴りつける。羽村は、その新庄の言動に動かされ、繭を二宮家から連れ出すのだった。第10話 「僕たちの失敗」 繭をアパートに連れ去り、羽村はホテルに泊まることになる。
連日ストーカーのように電話をかけ、アパートに侵入しようとする狂気じみた耕介。繭と関係がひっかかる羽村は、繭にきつい言葉を吐いてしまう。繭と耕介が海外に行くことを知った羽村は、耕介を刺してしまう…。耕介は、ため自らに火を放つ。
羽村は、繭に一緒に新潟に行こうと約束するが、翌朝一人で姿を消す。置き去りにしたはずの繭は、同じ電車にいた…。小指に赤い糸を結びつけたまま、静かに電車に揺られるのだった…。
高校教師 高校教師(2003年)
2003年1月10日〜3月21日の金曜22:00〜22:54に放送、全11話。
主題歌も同じく森田童子の「ぼくたちの失敗」。
リメーク的な要素を持って製作された2003年版であったが、一般には評価があまり高くなく視聴率も低迷した。
本作は平たく言えば「教師が生徒を騙す話(それも、一般的には極めて悪質とされるであろう内容で)」であったことや、「恋愛と依存の違い」といったテーマがやや難解であり、視聴者の理解や共感が得られにくかったこと、などが挙げられる。
数学を担当しており、水泳部の顧問も受け持っている。脳腫瘍を患い、余命わずかの運命にある。元は文部科学省の技官として将来を嘱望されていたが、運命に絶望し、好きな数学に没頭して苦しみから逃避するために高校教師となった。感情を押し殺し、あまり表情に出さない。孤独と絶望の中で町田雛と出会い、次第に彼女に惹かれ、依存していく。
自らを「どこにでもいる平凡な女の子」と評するものの、非常に明るく健気で、純粋無垢な心の持ち主。孤独な心の隙間を希望を与える存在となっていく。工藤紅子 - ソニン
雛の同級生。
学校では孤立しており、雛が唯一の親友。食い物にされる。上谷悠次 - 成宮寛貴
紅子を食い物にするホスト。
現実世界をゲームと刹那的な快楽を追い求める。紅子を巡って、藤村と対決する。
湖賀を誘惑する。教師で、藤村に好意を寄せている。
雛と紅子の担任。村松保 - 大倉孝二
絵美に好意を抱く体育教師。
藤村知樹 - 京本政樹
1993年版と同一人物で、歳月が経過して学年主任となった。
自らの過去を悔い、人生に深い絶望を抱いている。紅子を救い出したい一心で、悠次と対決する。橘百合子 - 眞野あずさ
湖賀の主治医で、関係を持つ。
孤独を受け入れる母親的な存在であるが、雛への依存を強めていく湖賀に、種の危機感めいた感情を抱く。
高校教師 放送データ
放送回 サブタイトル 放送日 視聴率
第01話 禁断の愛、再び 2003年1月10日 14.9%第02話 先生の秘密 2003年1月17日 12.2%第03話 眠れないふたり 2003年1月24日 6.4%
第04話 哀しいデート 2003年1月31日 10.7%第05話 真夜中の対決 2003年2月7日 10.6%第06話 片想いのチョコ 2003年2月14日 8.8%
第07話 ふたりが結ばれた夜 2003年2月21日 10.2%第08話 許せない嘘 2003年2月28日 13.5%第09話 壊れかけた先生 2003年3月7日 11.2%第10話 よみがえる純愛 2003年3月14日 8.8%第11話 永遠の愛と死 2003年3月21日 11.0%
平均視聴率 … 10.8%
最高視聴率 … 14.9%
高校教師 ストーリー
第1話 「禁断の愛、再び」 高校二年生の町田雛は、平凡で退屈な工藤紅子と共に街に繰り出す。
ゲームセンターで出会った男のマンションに行くものの、「ただ横で一緒に眠ってくれるだけでいい」という不思議な男。雛の前に、その男が現れる。新任の数学教師・湖賀郁巳であった……。第2話 「先生の秘密」 体育の授業中に頭を打って倒れた雛は、付き添いで病院に向かう。
余命半年という病状に関する橘医師との会話を偶然耳にしてしまう雛。その内容を自らの病気と思い込んでしまうが、それに湖賀は否定しないのだった。第3話 「眠れないふたり」 自らを余命わずかの難病と思い込んでしまった雛だったが、湖賀は本当の話を打ち明けるつもりだった。
その折、怖くて眠れないという雛の言葉に共通点を見出した湖賀は、真相を言い出すことが出来なくなった。自らの苦しみを完璧に理解し得る存在を手に入れた湖賀の、「実験と観察の日々」が始まった。第4話 「哀しいデート」 雛に重大な嘘を付いている罪悪感から、湖賀は雛のささやかな望みくらいはあげようと一緒に遊園地に行く。
邪魔もあって雛を突き放してしまい、姿が見えなくなった雛を必死に探す湖賀…。第5話 「真夜中の対決」 死ぬ前に恋愛がしたいと明るく話す雛。
湖賀はそれを自らへの想いと気付かず、甥の正太を紹介する。ことから、湖賀は悠次に自らの病状を知られてしまう。第6話 「片想いのチョコ」 湖賀への気持ちを支えに懸命に明るさを保つ雛。
湖賀は雛の気持ちを受け止めようとはしない。晩、湖賀を驚かせようと部屋に隠れていた雛は、湖賀と橘のセックスを目撃してしまう。第7話 「ふたりが結ばれた夜」 次第に雛を愛しく思うようになっていた湖賀だったが、雛の気持ちを受け入れてはならないと自らに言い聞かせる。
湖賀に拒絶され、半ば自暴自棄に正太と結ばれようと雛を雛の存在の大きさに気付いた湖賀は、雛と結ばれる。第8話 「許せない嘘」 雛との愛を通じて、湖賀は穏やかな幸せの中にいた。
その幸せはいずれ破綻が訪れることも忘れ…。病状を聞かされた雛は、罪悪感を抱きつつも、橘の元を訪れて真実を聞かされる。湖賀は雛から「悪魔」と罵られ…。第9話 「壊れかけた先生」 ついに雛に真実を知られてしまった湖賀。
雛を失ってしまったショックは想像以上に大きく、自分を見捨てないで欲しいと、形振り構わず懇願する。雛は頑なに拒絶してしまうのだった。第10話 「よみがえる純愛」 全てを失った湖賀は、橘の別荘で穏やかに最期を迎えることを決意し、教師を辞して雛の前から姿を消す。
雛は、湖賀を追いかける。最終話 「永遠の愛と死」 雛と共に東京に戻った湖賀は、藤村が悠次に刺されて死んだことを知り、次は死ぬ番が来たと考えて、恐怖におびえる。
そんな湖賀を懸命に支えようとする雛だったが、ふと目を離した隙に湖賀を見失ってしまう…。
高校教師 外部リンク
高校教師(TBS)公式ページ
高校教師 映画版
1993年11月6日に公開。
テレビドラマの好評をうけ、高校教師と恋愛を映画化した。テレビドラマとのつながりはない。
ヒロイン柏木繭に抜擢された遠山景織子は、本作の演技が高く評価され、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を始めとする主要な新人賞を総なめにした。
ロケ地は武蔵丘短期大学。
1993年と2003年にTBS系列で放送された、野島伸司脚本のTVドラマ。
1974年に東京12チャンネル系列で放送された同名のドラマとは関係がない。
高校教師 高校教師(1993年)
1993年1月8日〜3月19日の、金曜22:00〜22:54に放送。
主題歌: 森田童子「ぼくたちの失敗」
高校教師 概要
教師と恋愛や、同性愛・近親相姦など、当時に問題となっていた「社会的タブー」を真正面から扱った作品として、非常に話題になった。
作品が提案されたが、嫌悪感を抱いていた。
野島の「ギリシャ神話のような作品を作りたい」という言葉に感銘を受け、直接的な性的描写を抑えた、透明感の作品づくりを目指した。羽村とキスシーンを除いてキスシーンがなく、全てそれを連想させるシーンになっている。
演技することが出来たと言う。シナリオが完パケだった事により、きめ細かな裏設定を実現することがで前フリを演技で表現できたという。二宮繭は観月ありさを予定していたが、台本の内容に賛同をられなかったため、桜井幸子に変更された。
野島作品の中では唯一、この作品のシナリオだけ「ラストの展開の手直し」が行われう。
ドラマの中で、繭が「私このお菓子好き」というセリフとともに、ウェハースの中にチョコレートが入ったお菓子)が映されて、一時期だが注目された。
ロケ地は、日本基督教短期大学である。
あるが来客が増加した。
高校教師 主題歌
主題歌の『ぼくたちの失敗』(唄:森田童子)は旧作だが、この番組で大ヒットとなった。
これ以前のドラマでは、売れ線の曲がメインであり、曲を使うことはほとんどされていなかったが、このヒットを契機にリバイバルブームが起こった。ラストシーンをどう解釈するかについては、論争が絶えない。
命を絶ったのかについても不明であるため、謎の残るラストとなっているが、それが作品にとって絶妙の読後感となっている。
心中説 (最も一般的な解釈とされる) 自殺説
居眠り説 (駆け落ち or 心中にいく途中) 羽村の夢・空想説 繭の幻影・亡霊説 など。
高校教師 キャスト
羽村隆夫 - 真田広之
主人公の高校教師。
おり、一時期バスケ部の顧問もしていた。教師をやる手筈だったが、教授の策略により研究室に復帰でなくなる。繊細で温厚な性格、時に孤独な一面を持つ。性格ながらも良識の持ち主であったが、一生徒である二宮繭と出会い、ストレートでそしてけなげに自己表現を彼女に惹かれ溺れていく。羽村の少々孤独で頼りないところは、母性本能を擽りヒロインを含め、女性の心を惹いた。二宮繭 - 桜井幸子
高校二年生のヒロイン。
初対面時から勝手に羽村に運命を感じ、付きまとうようになる。自由奔放な性格の持ち主でどこか陰の少女であった。突発的な行動をして羽村を困らせることも少なくない。異常と言えるほど父親から溺愛されており、父を愛する気持ちと逃れたい気持ちとが相反し、陰を抱えている。直子(下記参照)以外に友人と呼べる友人はクラスでは半ば孤立している。新庄徹 - 赤井英和
羽村の同僚の男性教師。
保健体育を担当しており、剣道部の顧問をしている。間で親権を争っている。熱血肌で古風な男に対しては鉄拳制裁もいとわないが、学校以外では温厚である。生徒からは恐れられているが、以前は生徒思いで慕われていた。藤村知樹 - 京本政樹
高校でのアイドル的存在の男性教師。
顧問をしているが、裏では生徒を強引にレイプするとビデオに録画し、それをネタに関係を強要するという異常性を持つ。相沢直子 - 持田真樹
二宮繭の同級生で、唯一の親友。
藤村にレイプされ脅迫されただけでなく、妊娠してしまう。レイプされた事を隠し、一人で悩み続ける。剣道部の顧問である新庄に好意を抱き、助けを求めるようになる。二宮耕介 - 峰岸徹
繭の父親。
頃には有望な芸術家であったが、今は落ち目らしい。何かに怯えるように、娘にすがり束縛しようとする。佐伯麻美 - 中村栄美子
バスケ部のキャプテン。
二宮繭に対して、同性愛的に好意を寄せている。そのために、バスケ部の顧問となった羽村を目の仇にイジメを画策する。転勤を理由に学校を転校していく。三沢祐蔵 - 小坂一也
娘の結婚相手として、助手の羽村を選んだ。
羽村の書いた論文を自分のものにした事から目をかけていたが、最終的には羽村を騙すようにして論文の件をうやむやにしてしまう。
三沢教授により用意された縁談であったが、千秋の浮気が発覚して破談になる。結婚に愛を求めておらず、「束縛しない」という理由だけで羽村と付き合っていた。樋口尚樹 - 黒田アーサー
千秋の浮気相手で、羽村の元同僚。
坂入主任 - 金田明夫
羽村の上司で、学年主任。
セクハラじみた言動を羽目を外す。宮原志乃 - 山下容莉枝
羽村の同僚で、二宮繭の担任教師。
新庄貴広 - 森田洸輔
新庄の息子で、小学生。
新庄の生徒により、足に障害を負ってしまった。親権の調停によって、父親と離れて暮らすことになる。羽村和人 - 三浦浩一
羽村の兄で、田舎で農業を営んでいる。
羽村のために骨をおっており、大学の授業料なども面倒をみていた。事ができなかった事にコンプレックスを抱いている。
羽村の幼児性を帯びた性格に、恋愛感情を抱くようになる。二宮繭に対してライバル意識を持ち、宣戦布告する。
高校教師 放送データ
放送回 サブタイトル 放送日 視聴率
第01話 禁断の愛と知らずに 1993年1月8日 20.4%第02話 嘆きの天使 1993年1月15日 15.5%第03話 同性愛 1993年1月22日 15.8%
第04話 僕のために泣いてくれた 1993年1月29日 17.0%第05話 衝撃の一夜 1993年2月5日 19.5%第06話 別れのバレンタイン 1993年2月12日 17.6%第07話 狂った果実 1993年2月19日 22.0%第08話 隠された絆 1993年2月26日 25.8%第09話 禁断の愛を越えて 1993年3月5日 25.8%第10話 ぼくたちの失敗 1993年3月12日 28.3%第11話 永遠の眠りの中で 1993年3月19日 33.0%
平均視聴率 … 21.9%
最高視聴率 … 33.0%
高校教師 ストーリー
第1話 「禁断の愛と知らずに」 大学院助手から不本意ながら、女子校教師になった羽村隆夫…。
始業式の朝、キセル容疑で捕まった二宮繭を助けたことから信頼を得る。羽村を尾行し、部屋に上がり込む繭。その時、羽村の婚約者の三沢千秋が来訪し、繭は逃げ帰る。繭は日、千秋が男とホテルに入るのを目撃してしまう。第2話 「嘆きの天使」 毎朝、羽村の下駄箱に「助けて」という手紙が入っているが、仕業かわからない。
バスケット部顧問に羽村を慕って、繭も入部してくる。繭の親友の直子は、藤村にレイプされ、ビデオカメラに撮られてしまう。羽村の婚約者である千秋に会った繭は、羽村との結婚は打算だと聞かされる。あまり繭は、千秋をエスカレーターから突き落としてしまう。第3話 「同性愛」 同性愛者であるバスケ部キャプテン佐伯麻美は、繭と親しくする羽村を、様々な手で陥れようとする。
レイプされた直子は、元気なフリで登校するが、録画テープをネタに藤村から脅迫される。千秋を病室に見舞った羽村は、樋口と千秋の抱擁シーンを目撃し、婚約者に裏切られたことに気づく。第4話 「僕のために泣いてくれた」 麻美へのレイプ未遂の噂が広まるが、繭だけは羽村をかばう。
嫉妬に狂った麻美は、硫酸を羽村にかけようとするが、かばった繭にかかる。羽村は千秋から愛されてないことを聞き、婚約を解消する。小沢教授から、研究室には戻れないという真相を知らされる。羽村は、繭と動物園に訪れるが、感情が押さえ切れなくなり繭の前で号泣するのだった。第5話 「衝撃の一夜」 羽村の兄が故郷からやって来て、婚約破棄したことで、兄弟ゲンカになる。
繭に、羽村は愛情を抱きいた。鎌倉の海に行くが、時間を気に羽村に腹を立てる繭は、帰らないと言い張る。終電車もなくなり、鎌倉の旅館に泊まることになるのだった。第6話 「別れのバレンタイン」 羽村との無断外泊で、停学処分を受けた繭。
羽村のアパートにやって来た繭の父である耕介は、密告したのは自分だと告げ、忠告する。繭の将来を距離を置こうと決意した羽村は、バレンタインデーに一方的に別れを切り出すのだった。第7話 「狂った果実」 羽村に別れをショックから、盛り場を遊び歩くようになる繭。
日、繭はレイプされそうになるが、風俗嬢の亜弓に助けられる。直子は妊娠していることが発覚し、中絶手術をする。繭は、翌朝に自殺した亜弓を発見するのだった。第8話 「隠された絆」 溝ができてしまった羽村と繭。
そんな中で教習生の里佳が、羽村にアプローチする。ライバル意識から里佳は、繭にカンニングの濡れ衣を着させる。羽村は、下駄箱に「助けて」の手紙を入れる繭を目撃する。二宮家を訪ねた羽村は、関係を目撃したのだった。第9話 「禁断の愛を越えて」 繭は、直子のレイプ録画したビデオを見てしまう。
繭は藤村のロッカーからマスターテープを盗みだし、新庄の机の上に置く。直子の腫れ上がった顔を見た新庄は、羽村の制止も聞かず藤村に殴りつける。羽村は、その新庄の言動に動かされ、繭を二宮家から連れ出すのだった。第10話 「僕たちの失敗」 繭をアパートに連れ去り、羽村はホテルに泊まることになる。
連日ストーカーのように電話をかけ、アパートに侵入しようとする狂気じみた耕介。繭と関係がひっかかる羽村は、繭にきつい言葉を吐いてしまう。繭と耕介が海外に行くことを知った羽村は、耕介を刺してしまう…。耕介は、ため自らに火を放つ。
羽村は、繭に一緒に新潟に行こうと約束するが、翌朝一人で姿を消す。置き去りにしたはずの繭は、同じ電車にいた…。小指に赤い糸を結びつけたまま、静かに電車に揺られるのだった…。
高校教師 高校教師(2003年)
2003年1月10日〜3月21日の金曜22:00〜22:54に放送、全11話。
主題歌も同じく森田童子の「ぼくたちの失敗」。
リメーク的な要素を持って製作された2003年版であったが、一般には評価があまり高くなく視聴率も低迷した。
本作は平たく言えば「教師が生徒を騙す話(それも、一般的には極めて悪質とされるであろう内容で)」であったことや、「恋愛と依存の違い」といったテーマがやや難解であり、視聴者の理解や共感が得られにくかったこと、などが挙げられる。
数学を担当しており、水泳部の顧問も受け持っている。脳腫瘍を患い、余命わずかの運命にある。元は文部科学省の技官として将来を嘱望されていたが、運命に絶望し、好きな数学に没頭して苦しみから逃避するために高校教師となった。感情を押し殺し、あまり表情に出さない。孤独と絶望の中で町田雛と出会い、次第に彼女に惹かれ、依存していく。
自らを「どこにでもいる平凡な女の子」と評するものの、非常に明るく健気で、純粋無垢な心の持ち主。孤独な心の隙間を希望を与える存在となっていく。工藤紅子 - ソニン
雛の同級生。
学校では孤立しており、雛が唯一の親友。食い物にされる。上谷悠次 - 成宮寛貴
紅子を食い物にするホスト。
現実世界をゲームと刹那的な快楽を追い求める。紅子を巡って、藤村と対決する。
湖賀を誘惑する。教師で、藤村に好意を寄せている。
雛と紅子の担任。村松保 - 大倉孝二
絵美に好意を抱く体育教師。
藤村知樹 - 京本政樹
1993年版と同一人物で、歳月が経過して学年主任となった。
自らの過去を悔い、人生に深い絶望を抱いている。紅子を救い出したい一心で、悠次と対決する。橘百合子 - 眞野あずさ
湖賀の主治医で、関係を持つ。
孤独を受け入れる母親的な存在であるが、雛への依存を強めていく湖賀に、種の危機感めいた感情を抱く。
高校教師 放送データ
放送回 サブタイトル 放送日 視聴率
第01話 禁断の愛、再び 2003年1月10日 14.9%第02話 先生の秘密 2003年1月17日 12.2%第03話 眠れないふたり 2003年1月24日 6.4%
第04話 哀しいデート 2003年1月31日 10.7%第05話 真夜中の対決 2003年2月7日 10.6%第06話 片想いのチョコ 2003年2月14日 8.8%
第07話 ふたりが結ばれた夜 2003年2月21日 10.2%第08話 許せない嘘 2003年2月28日 13.5%第09話 壊れかけた先生 2003年3月7日 11.2%第10話 よみがえる純愛 2003年3月14日 8.8%第11話 永遠の愛と死 2003年3月21日 11.0%
平均視聴率 … 10.8%
最高視聴率 … 14.9%
高校教師 ストーリー
第1話 「禁断の愛、再び」 高校二年生の町田雛は、平凡で退屈な工藤紅子と共に街に繰り出す。
ゲームセンターで出会った男のマンションに行くものの、「ただ横で一緒に眠ってくれるだけでいい」という不思議な男。雛の前に、その男が現れる。新任の数学教師・湖賀郁巳であった……。第2話 「先生の秘密」 体育の授業中に頭を打って倒れた雛は、付き添いで病院に向かう。
余命半年という病状に関する橘医師との会話を偶然耳にしてしまう雛。その内容を自らの病気と思い込んでしまうが、それに湖賀は否定しないのだった。第3話 「眠れないふたり」 自らを余命わずかの難病と思い込んでしまった雛だったが、湖賀は本当の話を打ち明けるつもりだった。
その折、怖くて眠れないという雛の言葉に共通点を見出した湖賀は、真相を言い出すことが出来なくなった。自らの苦しみを完璧に理解し得る存在を手に入れた湖賀の、「実験と観察の日々」が始まった。第4話 「哀しいデート」 雛に重大な嘘を付いている罪悪感から、湖賀は雛のささやかな望みくらいはあげようと一緒に遊園地に行く。
邪魔もあって雛を突き放してしまい、姿が見えなくなった雛を必死に探す湖賀…。第5話 「真夜中の対決」 死ぬ前に恋愛がしたいと明るく話す雛。
湖賀はそれを自らへの想いと気付かず、甥の正太を紹介する。ことから、湖賀は悠次に自らの病状を知られてしまう。第6話 「片想いのチョコ」 湖賀への気持ちを支えに懸命に明るさを保つ雛。
湖賀は雛の気持ちを受け止めようとはしない。晩、湖賀を驚かせようと部屋に隠れていた雛は、湖賀と橘のセックスを目撃してしまう。第7話 「ふたりが結ばれた夜」 次第に雛を愛しく思うようになっていた湖賀だったが、雛の気持ちを受け入れてはならないと自らに言い聞かせる。
湖賀に拒絶され、半ば自暴自棄に正太と結ばれようと雛を雛の存在の大きさに気付いた湖賀は、雛と結ばれる。第8話 「許せない嘘」 雛との愛を通じて、湖賀は穏やかな幸せの中にいた。
その幸せはいずれ破綻が訪れることも忘れ…。病状を聞かされた雛は、罪悪感を抱きつつも、橘の元を訪れて真実を聞かされる。湖賀は雛から「悪魔」と罵られ…。第9話 「壊れかけた先生」 ついに雛に真実を知られてしまった湖賀。
雛を失ってしまったショックは想像以上に大きく、自分を見捨てないで欲しいと、形振り構わず懇願する。雛は頑なに拒絶してしまうのだった。第10話 「よみがえる純愛」 全てを失った湖賀は、橘の別荘で穏やかに最期を迎えることを決意し、教師を辞して雛の前から姿を消す。
雛は、湖賀を追いかける。最終話 「永遠の愛と死」 雛と共に東京に戻った湖賀は、藤村が悠次に刺されて死んだことを知り、次は死ぬ番が来たと考えて、恐怖におびえる。
そんな湖賀を懸命に支えようとする雛だったが、ふと目を離した隙に湖賀を見失ってしまう…。
高校教師 外部リンク
高校教師(TBS)公式ページ
高校教師 映画版
1993年11月6日に公開。
テレビドラマの好評をうけ、高校教師と恋愛を映画化した。テレビドラマとのつながりはない。
ヒロイン柏木繭に抜擢された遠山景織子は、本作の演技が高く評価され、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を始めとする主要な新人賞を総なめにした。
ロケ地は武蔵丘短期大学。