逮捕しちゃうぞ
逮捕しちゃうぞ
藤島康介による漫画作品およびこれを原作とするアニメ、ドラマ作品。
原作は1986年から1992年までモーニング・パーティー増刊(講談社)に掲載。
逮捕しちゃうぞ 概要
美人婦人警官(女性警察官)コンビを主人公とするコメディー。
アクション、カーチェイス、メカなどの要素が満載で、人気が高い。
逮捕しちゃうぞ 考証
作者である藤島康介がオートバイファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。
そのため、漫画やアニメにさして関心のないライダーにも、ファンが多い。アニメ版も同様にメカニックにはこだわって描かれており、いい加減な描写は皆無である。こうした点に、藤島のバイク蒐集家としてのマニア心の冴え、および描写力の高さが伺われる。メカ技術に関する考証のみならず、警察という部分社会に関する描写からもリアリズムを垣間見ることができる。
パトカーや白バイ、ミニバイクやミニパトなど、車輌ももちろんこだわって描かれているが、舞台となる警察署、交通課等の空間描写、人間関係、ディテール等にも手抜きはみられず、メインの登場人物たちの生活空間としてリアリティを持ちうるように配慮された描写となっている。藤島にとっては職場環境や警察官の仕事風景などを重点的に取材したようである。警察職場の雰囲気は、後の『踊る大捜査線』や『ルーキー!』といった刑事ドラマにも多大に影響を与えている。
『踊る大捜査線』では職場風景や警察署の描写などで本作に影響を受けた制作がなされている。荒唐無稽な展開もある「ロマンティック系ポリスコメディ」であるが、基本設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる(いわゆる『ドラえもん』にも見られる日常ギャグ路線)。
架空の都市や地域を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域(東京都墨田区)を舞台としたことや、警察描写も繊細に現実離れせずに描いている点が、読者・視聴者に親近感を与え、より人気も高まった。
逮捕しちゃうぞ 登場人物
声=アニメ版の声優/演=ドラマ版の俳優
アニメ版・ドラマ版では設定に変更が原作とは登場人物が異なっている。
逮捕しちゃうぞ 主人公
原作・ドラマ版では、主人公2人はからコンビを組んでいる。
夏実が警視庁墨東署に配属になった初日に寝坊して遅刻し、交通違反を挙句に美幸の乗ったミニパト(トゥデイ)にところから始まっている。
逮捕しちゃうぞ 辻本夏実(つじもと なつみ) 巡査
声:玉川紗己子/演:伊東美咲
陽性、豪快さは主要登場人物の中でも突出している。
感情が表に出る性格である。大食漢で、酒好きである。原作・OVAではワンカップで泥酔するシーンがある。飲み過ぎるとかなりの酒乱になるが、本人は飲むと記憶をなくすため自覚していない。テレビ観賞では時代劇等、勧善懲悪物が大好き。体力と怪力(本人は、普段は加減しているつもり)の持ち主である。
普段は荷物の運搬、違反車両の移動等で役に立っているが、力を持て余しているためか破壊癖がある。破壊した物の多彩さでは登場人物の追随を許さない。 猫・爬虫類などの動物がなついてくる。
野生的能力に優れ、シリーズが進むごと能力に磨きがかかり、家の中から自分を凝視している者を闘気で感知するまでになった。子供や地域住人とも自然に接することができる能力も備えており、自分の意図通りに物事を進める空気を醸し出して情報の収集を容易にし、それが事件の解決への糸口となることも多い。 ミニパト(トゥデイ)が横滑りした時などに、走っている車のドアを開けて地面に足を踏ん張りブレーキを補助する「足ブレーキ」という得意技を持つが、踏ん張りすぎると官給品の靴がすぐ使い物にならなくなる欠点がある。
作品中で普通自動車免許を取得(筆記以外はほぼ一発合格)したが、「四輪車は性に合わない」として以後も二輪車を愛用し続けている。
スピード狂である(本人にはほとんど自覚が無い)ため、運転は「死のドライブ」と化す。美幸のバイク禁止令に対し「車を買う」と宣言した際には交通課内で批判された。徳野のような渋いおじさんタイプが好み。
原作では恋人は課長や徳野を追いかけ続けるが、アニメ版では東海林将司とつき合うようになる。腕は人並み以上だが、調理後は台所が壊滅的に汚れる。
アニメ版1stシーズン中盤ではお茶くみをしても粗雑な面が目立ったが、改善されており、その他のシーンでも先述したような状態として描かれた。 アニメ版1stシーズン設定資料では身長163cm、体重47.5kg、スリーサイズは上から87、58、88。
描写はシリーズ毎に異なり、2ndではそれほど強調は無かった。誕生日は8月13日。 アニメ1stシーズン終盤で一時期本庁に出向、『the MOVIE』では冒頭までの1年間本庁へ研修、2ndシーズンのラストで墨東署から転属、その後自衛隊に出向していたことがあり、他に喧嘩で大丸の家に居候するなど美幸とのコンビが解消された期間がある。
寝起きが悪いため遅刻しやすい。
目覚まし時計やトレーニング関連(用具・方法)は美幸考案・手製によるものが多い。美幸のパソコン画面のアップでは年齢が21歳となっていた。
アニメ版1stシーズンFILE.5以降用の公式設定では23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳。設定年齢は不明。本籍地は現住所は江東区。住居はマンションで時期には美幸と同居。
逮捕しちゃうぞ 小早川美幸(こばやかわ みゆき)巡査
声:平松晶子/演:原沙知絵
頭脳明晰。
怪談や怪物は苦手で聞いただけで悲鳴をあげる。高さから洞察力により、企みを見抜く。機転や咄嗟の判断がきくが、一方で悪い予感も的中しやすい。周囲からは、冷静・温和と評価され、本人もそれを自負している節があるが、夏実によれば、意外に感情が顔に表れる。 能力相応にプライドも高く(後述のメカとの関係で多く描写されている)、肩に力が入り過ぎなところがあり、時には自然体の夏実を羨むこともある。
その反面、切れるとたじろぐような、大胆な行動をとることもあり、それが人間としての魅力にもなっている模様。 手先が器用でメカの創作や操縦を自在にこなす。
本人はメカフェチではないと主張するが車にかなりの愛着を持つ。運転に関しては暴走癖があり、普段とのギャップが激しく、夏実曰く「本気を出せば絶叫マシン(に乗ってるみたい)以上の運転をする」とのこと。車をラジコンカー同様に改造したこともある。2ndでは過激化し、運転中の車から身を乗り出してエアガンの狙い撃ちをしたり、前照灯を消して車を追跡する訓練を密かに繰り返していた。自ら整備した車やバイク、作ったメカなどに誇りに思っており、他人に破壊・毀損されると激怒する。愛車はホンダ・トゥデイ(ミニパト)、トヨタ・スポーツ800(私用)。法学、考古学、生態学などにも興味を示し、教養の研鑚に励んでいる。
署内の自分のロッカーの中に大量のコレクションをしまっている。
課長は半ば黙認しており劇場版ではこのモデルガンがキーアイテムになった。 中嶋とは恋人同然の関係であるが晩熟な為、二人の仲は進展しない。
鈍感なまま周囲に弄ばれる中嶋に苛立つ場面もある。中嶋があがりながらもデートに誘おうと奮闘しているにも関わらず周りの影響でうまくいかない時もある。中嶋が他の女性と接近しているように見えると焼きもちを妬き拗ねることも多い。 髪形は、原作では最初ショートカットであったが最終的におさげになった(アニメ版では当初よりおさげ)。
アニメ版では夏実と警察学校同期であったことが判明。
この頃から美幸にとって注目すべき存在だったらしく、これがOVA版FILE.1で転属とコンビを組むことを非常に喜んだ理由とされている[7]。 本籍地は現住所は江東区。
住居はマンションで夏実と同居。アニメ版1stシーズン設定資料では身長160cm。中嶋に誕生日プレゼントをもらった時に小雪がちらついていたため冬の生まれと思われる[9]。夏実のことをボディーガードと茶化したことがあるが、同居を始めた後には寝ぼけた彼女に抱擁され危うく絞め殺されかけたこともある。
目撃者(ストライク男)によれば喜悦に震えて模様。 アニメ版1stシーズンでは23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳(夏実と同年齢)。
警察学校で同期である事を勘案すれば、OVAでは21歳の可能性が高い。 単行本1巻12ページ上段にて検挙者の免許証の記載生年月日を見て「昭和41年6月18日 まーっこいつ私より2つ年下じゃないのっ」と発言がことから、当初の生年設定は昭和39年生まれだったことが窺える。
作品人気の持続でこの設定は後に抹消されたと思われる。巡査 声:小桜エツ子/演:乙葉
夏実、美幸の同僚。
噂話(ゴシップ)が大好きで、本人に悪意はないが話に尾ひれを付けて周囲に吹聴するため、それが原因で余計な騒動を噂になった当人および周囲の者に制裁を受けること多数。アニメ1stシーズン中盤以降は意図的に余計なことを招くことが増え、確信犯的トラブル・メーカーぶりが加速、何かと絡むケースが多くなった。佐織と区別する為、ベストを脱いだ姿になっており、暴走も一環と思われるが、群像劇型コメディ路線には最適であった。検挙に結びつくような意味での警察官としての能力は平均以下だが、運だけはまぐれだけで警察学校を首席で卒業。
相模大野との交通違反者検挙数競争の最中に、幼稚園児の交通横断指導をしたり、電車内でスリの囮捜査中に老人に席を譲るように警察手帳を提示する等、犯人検挙より地域住民との交流を大切にする姿勢が身に付いており、その結果、警視総監賞特別ローカル賞受賞に至ったこともある。内勤だったが、葵の登場後は、葵とコンビで外回りをすることが多くなった。
年齢は23歳・身長155cm。葵双葉(あおい ふたば) 巡査 声:松本梨香
アニメ版1stシーズン初回(FILE.5)から登場。
以前配属されていた署での痴漢の囮捜査で女装した際に癖になってしまい、男性警察官。ために花嫁修業をするほど仕事熱心だが、情熱を注ぐ部分を間違えた。男だが言動や仕草が非常に色っぽく(中嶋が見とれて鼻血を出したほど)、女性らしい細やかな気遣いは、女性警察官を上回る。頼子とコンビを組む事が多い。ためトランクスを穿いている。
婦警としては身長が高いが男としては平均的身長である。普段の声質は女性に近い。暴漢への攻撃は素手で暴力を振るわないところを見ると逮捕術(剣道、柔道、射撃)は得意ではないと思われる。「女を磨くため」に幾つかのミスコンテストに参加しているが、全て書類審査で落ちている。
かに座のAB型。年齢は不明。前任地は城南署。保有資格は普通免許・英検2級・珠算3級・簿記2級(『SECOND SEASON』FILE.16)・書道2段。一人っ子で、叔父は県議会議員。 アニメ版1stシーズンおよび1stの設定画を流用した『Special』、ゲームでは原作でのデザインを引き継いだ茶髪で女性キャラのような目であったが、『the MOVIE』以降はデザインが一変し、豊かな黒髪と男性の面影を残した横長の目となった。
巡査 声:島田敏/演:長嶋一茂
墨東署交通課の白バイ警察官。
“墨東の白き鷹”を自称している。質実剛健だが恋愛には奥手で、美幸に想いを寄せるもののなかなか進展は見られない。アニメ版2ndシーズンでは奥手な包容力と、足跡を見つめ直して悩む姿が描かれ、人間的に深みの人物であることも分かる。当初、自らを硬派と称していたが、如何わしいビデオや雑誌を自宅および職場に多数隠し持ち、美幸の目前で恥を晒した事も複数回ある。 愛車はヤマハ・V-MAX(アニメ版)。
原作での自宅は酷い有様で、「開かずの間」と物騒な一角が存在するが、その中は部屋以上のゴミだらけだった。
勝浦でなく紀伊半島の那智勝浦までバイクを飛ばしてしまっていた。 年齢はアニメ版1stシーズンの時点で26歳。
身長190cmで大柄。巡査(2nd Season〜) 声:丹下桜→飯塚雅弓(2nd seasonから)/演:吉岡美穂 初登場はアニメ版1stシーズンFILE.12で年齢は18歳の女子高生。
そのせいか、最初は2人(どちらかというとキツく叱った夏実)を小馬鹿にしていたが、酔っ払いにホームから突き落とされた時に自分を助けながら酔っ払いを捕まえた 2人に憧れ師匠と仰ぎ、婦警を目指す様になる。警視庁巡査を拝命、墨東署交通課に配属される。葵とともに調整役となっている。城北署に転属となった。
普通自動車免許を取得しており、美幸がいないときや他の婦警(金子や田代など)と行動をするときは運転を担当することが多い。
身長は体重は42kgであったため、警察官にはなれない(規定では身長154cm、体重45kg以上)と美幸に指摘される。
それ以後も牛乳を飲み続けており、「ジャージー特濃牛乳」「乳酸菌牛乳」というこだわりも持っていた。 上記の設定はアニメ版のもの。
原作では自殺未遂で夏実と美幸に保護されたことがきっかけで親しくなり、進路相談において。性格も大人しめである。
作中には丹下のセリフで有名な「ほぇ〜」を飯塚が言うパロディ・シーンがある。交通課課長 警部 声:政宗一成
個性派ぞろいのメンバーを纏める。
周囲にも常に「課長」と呼ばれ本名は不明(名前を名乗るシーンでは直前にカットされる)だったが、アニメ版では『SECOND SEASON』で名前が花蝶(かちょう)と判明。部下の扱いに長けた食えない人物である(アニメ版では『パトレイバー』の後藤隊長に近いものになっている)。 剣道は「墨東署のカマキリ」と呼ばれるほどの腕前(垂れの名前は「交通課長」)。
部下もとい墨東署を誇りに思っているが、見栄を張るため余計な事件を持ち込むこともある。 性格は冷静だが後藤隊長に比較するとノリが良くかなりのお茶目で、美幸とデートプランを作成したり、夏実の免許取得を賭けの対象にしたりしていた。
冗談を飛ばし続けていた。年齢は50歳。猫舌で熱い物が苦手。甘党かどうかは不明だが良い物であれば鯛焼きも好む。巡査 声:大野まりな→早坂慶 or 高本めぐみ 『フルスロットル』にも登場。
巡査 声:茂呂田かおる→萩原えみこ家寿田美苗(やすだ みな) 巡査松田容子(まつだ ようこ) 巡査森田桂子(もりた けいこ) 巡査石井恵美子(いしい えみこ) 巡査田代夏代(たしろ なつよ) 巡査 声:高橋美佳子
金子ほど目立ちはしないが登場。
金子とともに登場回数、台詞が多かった。金子留理子(かねこ るりこ) 巡査 声:嶋崎はるか(1st〜2nd)→小野涼子ほか(フルスロットル) 夏実と美幸の同僚。
沙織といっしょにいることが多い。本人と沙織の発言によれば、イタリアからの帰国子女でありイタリア語も話せる。代わりに美幸の臨時パートナーを担当したこともある。鮫島ていぞう(さめじま ていぞう) 巡査 額にある白バイ隊員。
原作から継承された数少ない一般署員。ししいすけ巡査 アニメ版1stシーズンFILE.7で中嶋を尋問。
シーンに登場。OPでは鮫島とともに姿を見せた。巡査樋口明宏(ひぐち あきひろ) 巡査 アニメ版1stシーズンFILE.7で中嶋を尋問。
ITモデル署として導入された情報機器を悪用し、パソコンに詳しい署員にブロマイドをせがんでいた。シーンに登場。巡査坂田伸夫(さかた のぶお) 巡査小林千明(こばやし ちあき) 巡査 交通課の出席名簿に載って名前。
警察官
徳野(とくの)捜査課課長代理(盗犯係?役割的には刑事課)・警部 声:沢木郁也
墨東署捜査課の刑事。
夏実・美幸コンビの手腕を買っており、しばしば捜査を手伝わせる。腕っ節が良く、夏実と美幸の窮地を救うことも少なくない。 主要登場人物の中では既婚者。
退屈な非番よりも、平和か何かしらある墨東署にいることを好む。交通課課長とは旧知の間柄で、お互い気が向けば将棋や競馬などに興じている。 覆面パトカーはホンダ・レジェンドが多い。
→相沢正輝(劇場版より) 徳野警部のよくコンビを組んでいる墨東署捜査課所属の刑事で、アニメ版1stシーズンのFILE.49‐FILE.51の高級車連続盗難事件の時に初登場。
劇場版より名前が付いた。
漢字表記から通常連想される「しょうじ まさし」ではなく上の表記が正しい読み方。美幸より年下の23歳(登場時)。
救助訓練の講師として、警視庁へ出向。登場した当初から絡みが多く、アニメ版1stシーズン終盤で休職してヒマラヤ(チョモランマ)登山に出発する際、気持ちを打ち明ける。アニメ版2ndシーズンでは富山県警に戻って夏実とは遠距離恋愛となる。基本設定がない為に、現時点の動向は詳細不明である。冷静、堅実、細かいことはあまり気にしない。
バナナが大好物。 資格は剣道4段、珠算1級。
身長169cm、体重57kg、誕生日は8月13日(夏実と同じ)。蟻塚貴男(ありづか たかお) 警視庁監察官室・警視正 声:渡部猛
都内中の署が恐れる本庁の監察官。
原作初期から登場。アニメでは1stシーズンFile.6で初登場。指導も厳しいが、素は部下思いで交通課の面々には何かと目をかけている。ため、美幸、墨東署に対しては厳しい姿勢をとっているが、実力は買っており裏では身を削って助力している。課長の警察学校時代の恩師。原作では独身で、夏実にプロポーズしたこともある。
本作中で大人らしく、警察官。墨東署に派遣され管理職として着任した際、能力を見抜き、夏実に本庁に来ないかとスカウトした。蟻塚警視正の腹心の部下。経歴が判明。交通課課長とのロマンスが準備されていたものと思われるが不発に終わっている。相模大野千恵(さがみおおの ちえ)・巡査 声:根谷美智子
警視庁一ついていない婦警。
実家が資産家で、自分専用にポルシェのパトカー(ポルパト)を寄付させるなどスネをかじっている様子。二階堂頼子と警察学校同期で次席卒業。頼子が強運の持ち主である影で不運が舞い込んでくる。敵におり、墨東署に出向いては勝負を申し込んでいる。初登場はアニメ版1stシーズンFILE.8。柄本正(えもと ただし) 元?警視庁捜査二課・警部 声:佐古正人
『the MOVIE』にて墨東署管内で発生したテロ事件の犯人グループに警視庁所轄警察署襲撃想定要項(通称「蜂一号」)を渡した人物。
課長の同期。上層部の依頼で彼自身が開発したがあまりの高性能さに上層部は蜂一号を闇に葬ってしまった。墨東署が銃器密売事件を解決した際、押収したMOには蜂一号をバージョンアップした『蜂一号改』のデータが入っており、課長によれば「法外な値段で売れる。」とのことである。東京タワーで課長と再会し、自殺を図るも阻止され逮捕された。夜泣き婦警さん
声:萩原恵美子
『SECOND SEASON』エンディングのクレジットに毎回名前だけが載っている。
美幸、頼子、葵、沙織以外の婦警として金子とともに名前が載るが、1stシーズンで名前が出て田代や林が代わりに出なくなっている。 『SECOND SEASON』File.17が初登場。
元々は夢に向かい邁進する若い婦警だったが不慮の事故により志半ば逝去、墨東署内の林の中には彼女を供養するため祠が建てられた。
容姿は美幸に似ている。
美幸と勘違いした中嶋にとり憑いた。
原作およびアニメ版には登場していない。時に署長に直訴されると、給料が減給される。署長の性格は原作や&アニメ版の課長や「こちら本池上署(原作タイトル:警察署長)」の主人公である本池上署署長の椎名啓介のイメージに近い。
主要な登場人物
ストライク男
声:堀秀行
マスクとユニフォームとマントに身を包んだ謎の男。
手前勝手な正義感から無茶な破壊活動を巻き起こす。 愛車はハーレーダビッドソンFLSTF(コミック版ではシェルビー・コブラを改造した「サムスン」も登場)。
アニメ版では黒龍 リチャード・メーソン・ハロルド・デ・ディオン・プリムズ・スチュアート・葛城3世と呼んでいた。 季節限定で、ビーチバレー男やサンタクロース男になることもある。
マスクを何枚も着用しているらしく、最初に見えているマスクを剥ぎ取ったところで素顔は拝めない。単純で悪人に利用されたことがある。アニメ初登場は1stシーズンFile.7。原付おばさん
声:くじら
ホンダ・DJ-1(アニメ版ではレッツII)に乗り、「免許があれば何でも許されるざます」と主張し、逆走をはじめ、交通法規を無視して特売へ向かう。
ドラマ版では登場せず。 アニメでは1stシーズンFile.7からしばしば登場し、File.10では自論の歌を颯爽と歌い、ミニパトを買物の運搬車にした。
名句(迷句)として「免許とは すべて許され 免れる そんな無敵の 札ざます哉」がある。FOX和尚
声:有本欽隆
アニメ版オリジナルキャラで、名刹自力本願寺の和尚。
愛車はミニ・ERAターボ。
手入れがされている他、美幸ほどではないがかなりの改造も施されている。OBで交通課課長の叔父。
墨東署に新人が配属されてくると愛車のMiniで腕試しをしている模様。やり取りの際に使用するコードネームである。 『SECOND SEASON』で課長の本名を明かした人物だが、アニメ版1stシーズンでもすでにアクセントが夏実たちとは異なっている。
夏美と美幸が出くわす事件にちょくちょく絡んでくる。 声:入野自由→秋山拓也(2nd season)→横溝巧(フルスロットル) 管内のわかば幼稚園の園児でガキ大将(『SECOND SEASON』で墨東小学校に進学)。
夏美と美幸を呼び捨てで呼んでいたりと親しげ。まほ 声:須藤祐実→坂口杏奈(2nd season)→本池友香(フルスロットル) 管内のわかば幼稚園園児(『SECOND SEASON』で墨東小学校に進学)。
夏美と美幸が助けた子猫の飼い主となった。中嶋大丸(なかじま だいまる) 声:青野武
中嶋の父。
以前は(つまり中嶋も鈴鹿の出身)が、と理由で墨東署管内に引っ越して来た。1月1日生まれで年齢は65歳。 アニメ版1stシーズン中盤ではバイクショップ「ZAPPER」を開店。
自らはツーリングにいくことも。腕は息子以上であるが、歳のせいであまり無理が出来ない状況になって来ている。
その事故が原因でレーサーを引退している。
愛車はドゥカティ900SS、一度夏実に貸そうとした事から別にバイクを持っていると思われるが、出て来ない。
中嶋瀬奈(なかじま せな) 声:小西寛子→折笠富美子(2nd seasonから) 大丸の後妻。
旧姓は若林。大丸とは相当歳が離れている(剣よりも年下。初登場時は剣が26歳なのに対し、20歳となっている)。鈴鹿では「鈴鹿山のフェアリー・クイーン」と呼ばれ、走り屋の中では伝説と化していた。負けたのが大丸で、それを機に交際を開始。普段はあまり見ることがないが泣き上戸である。誕生日は12月28日。 愛車はケーターハム・スーパー7BDRコスワース4バルブスペシャル。
中嶋大丸のバイクショップ「ZAPPER」で働く元・ワークス所属の天才メカニック。車を見ると勝手にいじってしまうという癖がある。乗り物には弱い。面持ちをしているが、内面は意外と負けず嫌い。
敏郎の一人娘で、ゆうまほの小学校のクラスメイト。おり、その為か年齢に似合わない冷静さを見せる。父親譲りの負けず嫌いで、普段において敏郎に甘えようとしないのはそのためである。
近藤 警視庁交通機動隊・警部補
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
覆面パト・フェアレディZの運転者。沖とともに交通機動隊計画を作成し、2年半で13回にわたって本庁に検討の申請を出すも却下される。
沖 警視庁交通機動隊・巡査長
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
交通機動隊計画に連名したひとり。
池澤 警視庁交通機動隊・巡査長
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
交通機動隊計画に連名したひとり。
大友、芳垣、菊池、植村、田中 所轄のやり方は手緩いと交通取締強化運動事件を巻き起こした首謀者集団だが、正体はエリート警察官僚。
墨田区怪人同盟
声:山川:大塚明夫、大田:置鮎龍太郎 ヒーローは悪役(怪人)が成り立つという信念を持つ団体。
アニメ版1stシーズンFILE.20では、交通安全教室のヒーローショー「交通戦隊オービスリー」において中嶋扮する「信号無視男」をもり立て、ショーを成功に導いた功労者たちだが、火薬を使用するなど行動が少々過激。池永
声:中村秀利
東海林の恩師で、山岳救助をはじめとする知識や技能を教え、また海の良さも伝えた東海林にとっては憧れの人物。
体は丈夫だったが、病により他界。藍田慎一(あいだ しんいち) 声:鈴木勝美
コミック版ファイル55、アニメ版1stシーズンFILE.32のみに登場。
寄せ集めのスバル・R-2を売った張本人。カーチェイスシーンではパーツで相当チューンされたトヨタ車(原作ではトヨタ・スープラ、アニメ版ではトヨタ・カムリ)に乗っていた。鹿塚時雄(かづか ときお) 声:関俊彦
コミック版ファイル53、ファイル65、アニメ版1stシーズンFILE.33に登場。
違反をやっているが警察の上層部にコネがあるらしくもみ消されている。墨東署の面々が懲らしめ一件落着。コミック版ではビーチバレー男(ストライク男)と組んでビーチバレーに参加、見事に夏実、美幸ペアに惨敗した(アニメでは中嶋がその役を担当)。 『SECOND SEASON』File.13に登場。
若手女優としてはトップクラスで、男顔負けのアクションもこなす演技派。夏実とパートナーを組むも、夏実よりも仕事をこなす(課長がトレードを考えたほど)。素人に警察官を見抜かれ、また警察のイメージと狭間で苦闘する。墨東署を去った後は予定通りドラマに出演するも、ドラマの内容が派手なアクションもののため役作りはほとんど生かされていない。おばちゃん 声:上村典子
食堂を一人で切り盛りしている。
署内の清掃もしている。
サキ・アブドゥーシャ
声:石田彰
アニメ版1stシーズンFile.22で登場。
皇子で、16歳にして王位継承者。母親はハーフ。軍部による勃発により政情不安定なった祖国から脱出し亡命。隠密に来日するも失踪し、その最中に頼子と出会う。ナツミ
街中に現れた迷いザル。
東海林によって保護される。名前は食べ物かということで東海林が命名。城山良介(しろやま りょうすけ) 声:柊美冬
非番の課長が、東京タワーで出会った少年。
当初は強がっていたが、課長と打ち解け友達になった。大丸と組んでワークスを追い抜く夢に走っていたが、事故をきっかけに表舞台から引退、大丸とも遠ざかっていた。
開店当日に夏実がバイクの修理に訪れ、彼女がメンテナンスを他人任せにしていることを叱責し基礎を教えた。
そのことがきっかけで大丸と再会する。従兄弟で、プロレーサーでコスモ・レーシング所属。
剣をその気にさせたい瀬奈の策謀により美幸を狙う美幸のメカニックの技術・知識を気に入り半ば本気になって剣にレースを仕掛けた。剣に助言を告げた。ボクシー
声:緒方賢一
大丸のバイク仲間。
見かけとは裏腹に、牧師。
藤島康介による漫画作品およびこれを原作とするアニメ、ドラマ作品。
原作は1986年から1992年までモーニング・パーティー増刊(講談社)に掲載。
逮捕しちゃうぞ 概要
美人婦人警官(女性警察官)コンビを主人公とするコメディー。
アクション、カーチェイス、メカなどの要素が満載で、人気が高い。
逮捕しちゃうぞ 考証
作者である藤島康介がオートバイファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。
そのため、漫画やアニメにさして関心のないライダーにも、ファンが多い。アニメ版も同様にメカニックにはこだわって描かれており、いい加減な描写は皆無である。こうした点に、藤島のバイク蒐集家としてのマニア心の冴え、および描写力の高さが伺われる。メカ技術に関する考証のみならず、警察という部分社会に関する描写からもリアリズムを垣間見ることができる。
パトカーや白バイ、ミニバイクやミニパトなど、車輌ももちろんこだわって描かれているが、舞台となる警察署、交通課等の空間描写、人間関係、ディテール等にも手抜きはみられず、メインの登場人物たちの生活空間としてリアリティを持ちうるように配慮された描写となっている。藤島にとっては職場環境や警察官の仕事風景などを重点的に取材したようである。警察職場の雰囲気は、後の『踊る大捜査線』や『ルーキー!』といった刑事ドラマにも多大に影響を与えている。
『踊る大捜査線』では職場風景や警察署の描写などで本作に影響を受けた制作がなされている。荒唐無稽な展開もある「ロマンティック系ポリスコメディ」であるが、基本設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる(いわゆる『ドラえもん』にも見られる日常ギャグ路線)。
架空の都市や地域を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域(東京都墨田区)を舞台としたことや、警察描写も繊細に現実離れせずに描いている点が、読者・視聴者に親近感を与え、より人気も高まった。
逮捕しちゃうぞ 登場人物
声=アニメ版の声優/演=ドラマ版の俳優
アニメ版・ドラマ版では設定に変更が原作とは登場人物が異なっている。
逮捕しちゃうぞ 主人公
原作・ドラマ版では、主人公2人はからコンビを組んでいる。
夏実が警視庁墨東署に配属になった初日に寝坊して遅刻し、交通違反を挙句に美幸の乗ったミニパト(トゥデイ)にところから始まっている。
逮捕しちゃうぞ 辻本夏実(つじもと なつみ) 巡査
声:玉川紗己子/演:伊東美咲
陽性、豪快さは主要登場人物の中でも突出している。
感情が表に出る性格である。大食漢で、酒好きである。原作・OVAではワンカップで泥酔するシーンがある。飲み過ぎるとかなりの酒乱になるが、本人は飲むと記憶をなくすため自覚していない。テレビ観賞では時代劇等、勧善懲悪物が大好き。体力と怪力(本人は、普段は加減しているつもり)の持ち主である。
普段は荷物の運搬、違反車両の移動等で役に立っているが、力を持て余しているためか破壊癖がある。破壊した物の多彩さでは登場人物の追随を許さない。 猫・爬虫類などの動物がなついてくる。
野生的能力に優れ、シリーズが進むごと能力に磨きがかかり、家の中から自分を凝視している者を闘気で感知するまでになった。子供や地域住人とも自然に接することができる能力も備えており、自分の意図通りに物事を進める空気を醸し出して情報の収集を容易にし、それが事件の解決への糸口となることも多い。 ミニパト(トゥデイ)が横滑りした時などに、走っている車のドアを開けて地面に足を踏ん張りブレーキを補助する「足ブレーキ」という得意技を持つが、踏ん張りすぎると官給品の靴がすぐ使い物にならなくなる欠点がある。
作品中で普通自動車免許を取得(筆記以外はほぼ一発合格)したが、「四輪車は性に合わない」として以後も二輪車を愛用し続けている。
スピード狂である(本人にはほとんど自覚が無い)ため、運転は「死のドライブ」と化す。美幸のバイク禁止令に対し「車を買う」と宣言した際には交通課内で批判された。徳野のような渋いおじさんタイプが好み。
原作では恋人は課長や徳野を追いかけ続けるが、アニメ版では東海林将司とつき合うようになる。腕は人並み以上だが、調理後は台所が壊滅的に汚れる。
アニメ版1stシーズン中盤ではお茶くみをしても粗雑な面が目立ったが、改善されており、その他のシーンでも先述したような状態として描かれた。 アニメ版1stシーズン設定資料では身長163cm、体重47.5kg、スリーサイズは上から87、58、88。
描写はシリーズ毎に異なり、2ndではそれほど強調は無かった。誕生日は8月13日。 アニメ1stシーズン終盤で一時期本庁に出向、『the MOVIE』では冒頭までの1年間本庁へ研修、2ndシーズンのラストで墨東署から転属、その後自衛隊に出向していたことがあり、他に喧嘩で大丸の家に居候するなど美幸とのコンビが解消された期間がある。
寝起きが悪いため遅刻しやすい。
目覚まし時計やトレーニング関連(用具・方法)は美幸考案・手製によるものが多い。美幸のパソコン画面のアップでは年齢が21歳となっていた。
アニメ版1stシーズンFILE.5以降用の公式設定では23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳。設定年齢は不明。本籍地は現住所は江東区。住居はマンションで時期には美幸と同居。
逮捕しちゃうぞ 小早川美幸(こばやかわ みゆき)巡査
声:平松晶子/演:原沙知絵
頭脳明晰。
怪談や怪物は苦手で聞いただけで悲鳴をあげる。高さから洞察力により、企みを見抜く。機転や咄嗟の判断がきくが、一方で悪い予感も的中しやすい。周囲からは、冷静・温和と評価され、本人もそれを自負している節があるが、夏実によれば、意外に感情が顔に表れる。 能力相応にプライドも高く(後述のメカとの関係で多く描写されている)、肩に力が入り過ぎなところがあり、時には自然体の夏実を羨むこともある。
その反面、切れるとたじろぐような、大胆な行動をとることもあり、それが人間としての魅力にもなっている模様。 手先が器用でメカの創作や操縦を自在にこなす。
本人はメカフェチではないと主張するが車にかなりの愛着を持つ。運転に関しては暴走癖があり、普段とのギャップが激しく、夏実曰く「本気を出せば絶叫マシン(に乗ってるみたい)以上の運転をする」とのこと。車をラジコンカー同様に改造したこともある。2ndでは過激化し、運転中の車から身を乗り出してエアガンの狙い撃ちをしたり、前照灯を消して車を追跡する訓練を密かに繰り返していた。自ら整備した車やバイク、作ったメカなどに誇りに思っており、他人に破壊・毀損されると激怒する。愛車はホンダ・トゥデイ(ミニパト)、トヨタ・スポーツ800(私用)。法学、考古学、生態学などにも興味を示し、教養の研鑚に励んでいる。
署内の自分のロッカーの中に大量のコレクションをしまっている。
課長は半ば黙認しており劇場版ではこのモデルガンがキーアイテムになった。 中嶋とは恋人同然の関係であるが晩熟な為、二人の仲は進展しない。
鈍感なまま周囲に弄ばれる中嶋に苛立つ場面もある。中嶋があがりながらもデートに誘おうと奮闘しているにも関わらず周りの影響でうまくいかない時もある。中嶋が他の女性と接近しているように見えると焼きもちを妬き拗ねることも多い。 髪形は、原作では最初ショートカットであったが最終的におさげになった(アニメ版では当初よりおさげ)。
アニメ版では夏実と警察学校同期であったことが判明。
この頃から美幸にとって注目すべき存在だったらしく、これがOVA版FILE.1で転属とコンビを組むことを非常に喜んだ理由とされている[7]。 本籍地は現住所は江東区。
住居はマンションで夏実と同居。アニメ版1stシーズン設定資料では身長160cm。中嶋に誕生日プレゼントをもらった時に小雪がちらついていたため冬の生まれと思われる[9]。夏実のことをボディーガードと茶化したことがあるが、同居を始めた後には寝ぼけた彼女に抱擁され危うく絞め殺されかけたこともある。
目撃者(ストライク男)によれば喜悦に震えて模様。 アニメ版1stシーズンでは23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳(夏実と同年齢)。
警察学校で同期である事を勘案すれば、OVAでは21歳の可能性が高い。 単行本1巻12ページ上段にて検挙者の免許証の記載生年月日を見て「昭和41年6月18日 まーっこいつ私より2つ年下じゃないのっ」と発言がことから、当初の生年設定は昭和39年生まれだったことが窺える。
作品人気の持続でこの設定は後に抹消されたと思われる。巡査 声:小桜エツ子/演:乙葉
夏実、美幸の同僚。
噂話(ゴシップ)が大好きで、本人に悪意はないが話に尾ひれを付けて周囲に吹聴するため、それが原因で余計な騒動を噂になった当人および周囲の者に制裁を受けること多数。アニメ1stシーズン中盤以降は意図的に余計なことを招くことが増え、確信犯的トラブル・メーカーぶりが加速、何かと絡むケースが多くなった。佐織と区別する為、ベストを脱いだ姿になっており、暴走も一環と思われるが、群像劇型コメディ路線には最適であった。検挙に結びつくような意味での警察官としての能力は平均以下だが、運だけはまぐれだけで警察学校を首席で卒業。
相模大野との交通違反者検挙数競争の最中に、幼稚園児の交通横断指導をしたり、電車内でスリの囮捜査中に老人に席を譲るように警察手帳を提示する等、犯人検挙より地域住民との交流を大切にする姿勢が身に付いており、その結果、警視総監賞特別ローカル賞受賞に至ったこともある。内勤だったが、葵の登場後は、葵とコンビで外回りをすることが多くなった。
年齢は23歳・身長155cm。葵双葉(あおい ふたば) 巡査 声:松本梨香
アニメ版1stシーズン初回(FILE.5)から登場。
以前配属されていた署での痴漢の囮捜査で女装した際に癖になってしまい、男性警察官。ために花嫁修業をするほど仕事熱心だが、情熱を注ぐ部分を間違えた。男だが言動や仕草が非常に色っぽく(中嶋が見とれて鼻血を出したほど)、女性らしい細やかな気遣いは、女性警察官を上回る。頼子とコンビを組む事が多い。ためトランクスを穿いている。
婦警としては身長が高いが男としては平均的身長である。普段の声質は女性に近い。暴漢への攻撃は素手で暴力を振るわないところを見ると逮捕術(剣道、柔道、射撃)は得意ではないと思われる。「女を磨くため」に幾つかのミスコンテストに参加しているが、全て書類審査で落ちている。
かに座のAB型。年齢は不明。前任地は城南署。保有資格は普通免許・英検2級・珠算3級・簿記2級(『SECOND SEASON』FILE.16)・書道2段。一人っ子で、叔父は県議会議員。 アニメ版1stシーズンおよび1stの設定画を流用した『Special』、ゲームでは原作でのデザインを引き継いだ茶髪で女性キャラのような目であったが、『the MOVIE』以降はデザインが一変し、豊かな黒髪と男性の面影を残した横長の目となった。
巡査 声:島田敏/演:長嶋一茂
墨東署交通課の白バイ警察官。
“墨東の白き鷹”を自称している。質実剛健だが恋愛には奥手で、美幸に想いを寄せるもののなかなか進展は見られない。アニメ版2ndシーズンでは奥手な包容力と、足跡を見つめ直して悩む姿が描かれ、人間的に深みの人物であることも分かる。当初、自らを硬派と称していたが、如何わしいビデオや雑誌を自宅および職場に多数隠し持ち、美幸の目前で恥を晒した事も複数回ある。 愛車はヤマハ・V-MAX(アニメ版)。
原作での自宅は酷い有様で、「開かずの間」と物騒な一角が存在するが、その中は部屋以上のゴミだらけだった。
勝浦でなく紀伊半島の那智勝浦までバイクを飛ばしてしまっていた。 年齢はアニメ版1stシーズンの時点で26歳。
身長190cmで大柄。巡査(2nd Season〜) 声:丹下桜→飯塚雅弓(2nd seasonから)/演:吉岡美穂 初登場はアニメ版1stシーズンFILE.12で年齢は18歳の女子高生。
そのせいか、最初は2人(どちらかというとキツく叱った夏実)を小馬鹿にしていたが、酔っ払いにホームから突き落とされた時に自分を助けながら酔っ払いを捕まえた 2人に憧れ師匠と仰ぎ、婦警を目指す様になる。警視庁巡査を拝命、墨東署交通課に配属される。葵とともに調整役となっている。城北署に転属となった。
普通自動車免許を取得しており、美幸がいないときや他の婦警(金子や田代など)と行動をするときは運転を担当することが多い。
身長は体重は42kgであったため、警察官にはなれない(規定では身長154cm、体重45kg以上)と美幸に指摘される。
それ以後も牛乳を飲み続けており、「ジャージー特濃牛乳」「乳酸菌牛乳」というこだわりも持っていた。 上記の設定はアニメ版のもの。
原作では自殺未遂で夏実と美幸に保護されたことがきっかけで親しくなり、進路相談において。性格も大人しめである。
作中には丹下のセリフで有名な「ほぇ〜」を飯塚が言うパロディ・シーンがある。交通課課長 警部 声:政宗一成
個性派ぞろいのメンバーを纏める。
周囲にも常に「課長」と呼ばれ本名は不明(名前を名乗るシーンでは直前にカットされる)だったが、アニメ版では『SECOND SEASON』で名前が花蝶(かちょう)と判明。部下の扱いに長けた食えない人物である(アニメ版では『パトレイバー』の後藤隊長に近いものになっている)。 剣道は「墨東署のカマキリ」と呼ばれるほどの腕前(垂れの名前は「交通課長」)。
部下もとい墨東署を誇りに思っているが、見栄を張るため余計な事件を持ち込むこともある。 性格は冷静だが後藤隊長に比較するとノリが良くかなりのお茶目で、美幸とデートプランを作成したり、夏実の免許取得を賭けの対象にしたりしていた。
冗談を飛ばし続けていた。年齢は50歳。猫舌で熱い物が苦手。甘党かどうかは不明だが良い物であれば鯛焼きも好む。巡査 声:大野まりな→早坂慶 or 高本めぐみ 『フルスロットル』にも登場。
巡査 声:茂呂田かおる→萩原えみこ家寿田美苗(やすだ みな) 巡査松田容子(まつだ ようこ) 巡査森田桂子(もりた けいこ) 巡査石井恵美子(いしい えみこ) 巡査田代夏代(たしろ なつよ) 巡査 声:高橋美佳子
金子ほど目立ちはしないが登場。
金子とともに登場回数、台詞が多かった。金子留理子(かねこ るりこ) 巡査 声:嶋崎はるか(1st〜2nd)→小野涼子ほか(フルスロットル) 夏実と美幸の同僚。
沙織といっしょにいることが多い。本人と沙織の発言によれば、イタリアからの帰国子女でありイタリア語も話せる。代わりに美幸の臨時パートナーを担当したこともある。鮫島ていぞう(さめじま ていぞう) 巡査 額にある白バイ隊員。
原作から継承された数少ない一般署員。ししいすけ巡査 アニメ版1stシーズンFILE.7で中嶋を尋問。
シーンに登場。OPでは鮫島とともに姿を見せた。巡査樋口明宏(ひぐち あきひろ) 巡査 アニメ版1stシーズンFILE.7で中嶋を尋問。
ITモデル署として導入された情報機器を悪用し、パソコンに詳しい署員にブロマイドをせがんでいた。シーンに登場。巡査坂田伸夫(さかた のぶお) 巡査小林千明(こばやし ちあき) 巡査 交通課の出席名簿に載って名前。
警察官
徳野(とくの)捜査課課長代理(盗犯係?役割的には刑事課)・警部 声:沢木郁也
墨東署捜査課の刑事。
夏実・美幸コンビの手腕を買っており、しばしば捜査を手伝わせる。腕っ節が良く、夏実と美幸の窮地を救うことも少なくない。 主要登場人物の中では既婚者。
退屈な非番よりも、平和か何かしらある墨東署にいることを好む。交通課課長とは旧知の間柄で、お互い気が向けば将棋や競馬などに興じている。 覆面パトカーはホンダ・レジェンドが多い。
→相沢正輝(劇場版より) 徳野警部のよくコンビを組んでいる墨東署捜査課所属の刑事で、アニメ版1stシーズンのFILE.49‐FILE.51の高級車連続盗難事件の時に初登場。
劇場版より名前が付いた。
漢字表記から通常連想される「しょうじ まさし」ではなく上の表記が正しい読み方。美幸より年下の23歳(登場時)。
救助訓練の講師として、警視庁へ出向。登場した当初から絡みが多く、アニメ版1stシーズン終盤で休職してヒマラヤ(チョモランマ)登山に出発する際、気持ちを打ち明ける。アニメ版2ndシーズンでは富山県警に戻って夏実とは遠距離恋愛となる。基本設定がない為に、現時点の動向は詳細不明である。冷静、堅実、細かいことはあまり気にしない。
バナナが大好物。 資格は剣道4段、珠算1級。
身長169cm、体重57kg、誕生日は8月13日(夏実と同じ)。蟻塚貴男(ありづか たかお) 警視庁監察官室・警視正 声:渡部猛
都内中の署が恐れる本庁の監察官。
原作初期から登場。アニメでは1stシーズンFile.6で初登場。指導も厳しいが、素は部下思いで交通課の面々には何かと目をかけている。ため、美幸、墨東署に対しては厳しい姿勢をとっているが、実力は買っており裏では身を削って助力している。課長の警察学校時代の恩師。原作では独身で、夏実にプロポーズしたこともある。
本作中で大人らしく、警察官。墨東署に派遣され管理職として着任した際、能力を見抜き、夏実に本庁に来ないかとスカウトした。蟻塚警視正の腹心の部下。経歴が判明。交通課課長とのロマンスが準備されていたものと思われるが不発に終わっている。相模大野千恵(さがみおおの ちえ)・巡査 声:根谷美智子
警視庁一ついていない婦警。
実家が資産家で、自分専用にポルシェのパトカー(ポルパト)を寄付させるなどスネをかじっている様子。二階堂頼子と警察学校同期で次席卒業。頼子が強運の持ち主である影で不運が舞い込んでくる。敵におり、墨東署に出向いては勝負を申し込んでいる。初登場はアニメ版1stシーズンFILE.8。柄本正(えもと ただし) 元?警視庁捜査二課・警部 声:佐古正人
『the MOVIE』にて墨東署管内で発生したテロ事件の犯人グループに警視庁所轄警察署襲撃想定要項(通称「蜂一号」)を渡した人物。
課長の同期。上層部の依頼で彼自身が開発したがあまりの高性能さに上層部は蜂一号を闇に葬ってしまった。墨東署が銃器密売事件を解決した際、押収したMOには蜂一号をバージョンアップした『蜂一号改』のデータが入っており、課長によれば「法外な値段で売れる。」とのことである。東京タワーで課長と再会し、自殺を図るも阻止され逮捕された。夜泣き婦警さん
声:萩原恵美子
『SECOND SEASON』エンディングのクレジットに毎回名前だけが載っている。
美幸、頼子、葵、沙織以外の婦警として金子とともに名前が載るが、1stシーズンで名前が出て田代や林が代わりに出なくなっている。 『SECOND SEASON』File.17が初登場。
元々は夢に向かい邁進する若い婦警だったが不慮の事故により志半ば逝去、墨東署内の林の中には彼女を供養するため祠が建てられた。
容姿は美幸に似ている。
美幸と勘違いした中嶋にとり憑いた。
原作およびアニメ版には登場していない。時に署長に直訴されると、給料が減給される。署長の性格は原作や&アニメ版の課長や「こちら本池上署(原作タイトル:警察署長)」の主人公である本池上署署長の椎名啓介のイメージに近い。
主要な登場人物
ストライク男
声:堀秀行
マスクとユニフォームとマントに身を包んだ謎の男。
手前勝手な正義感から無茶な破壊活動を巻き起こす。 愛車はハーレーダビッドソンFLSTF(コミック版ではシェルビー・コブラを改造した「サムスン」も登場)。
アニメ版では黒龍 リチャード・メーソン・ハロルド・デ・ディオン・プリムズ・スチュアート・葛城3世と呼んでいた。 季節限定で、ビーチバレー男やサンタクロース男になることもある。
マスクを何枚も着用しているらしく、最初に見えているマスクを剥ぎ取ったところで素顔は拝めない。単純で悪人に利用されたことがある。アニメ初登場は1stシーズンFile.7。原付おばさん
声:くじら
ホンダ・DJ-1(アニメ版ではレッツII)に乗り、「免許があれば何でも許されるざます」と主張し、逆走をはじめ、交通法規を無視して特売へ向かう。
ドラマ版では登場せず。 アニメでは1stシーズンFile.7からしばしば登場し、File.10では自論の歌を颯爽と歌い、ミニパトを買物の運搬車にした。
名句(迷句)として「免許とは すべて許され 免れる そんな無敵の 札ざます哉」がある。FOX和尚
声:有本欽隆
アニメ版オリジナルキャラで、名刹自力本願寺の和尚。
愛車はミニ・ERAターボ。
手入れがされている他、美幸ほどではないがかなりの改造も施されている。OBで交通課課長の叔父。
墨東署に新人が配属されてくると愛車のMiniで腕試しをしている模様。やり取りの際に使用するコードネームである。 『SECOND SEASON』で課長の本名を明かした人物だが、アニメ版1stシーズンでもすでにアクセントが夏実たちとは異なっている。
夏美と美幸が出くわす事件にちょくちょく絡んでくる。 声:入野自由→秋山拓也(2nd season)→横溝巧(フルスロットル) 管内のわかば幼稚園の園児でガキ大将(『SECOND SEASON』で墨東小学校に進学)。
夏美と美幸を呼び捨てで呼んでいたりと親しげ。まほ 声:須藤祐実→坂口杏奈(2nd season)→本池友香(フルスロットル) 管内のわかば幼稚園園児(『SECOND SEASON』で墨東小学校に進学)。
夏美と美幸が助けた子猫の飼い主となった。中嶋大丸(なかじま だいまる) 声:青野武
中嶋の父。
以前は(つまり中嶋も鈴鹿の出身)が、と理由で墨東署管内に引っ越して来た。1月1日生まれで年齢は65歳。 アニメ版1stシーズン中盤ではバイクショップ「ZAPPER」を開店。
自らはツーリングにいくことも。腕は息子以上であるが、歳のせいであまり無理が出来ない状況になって来ている。
その事故が原因でレーサーを引退している。
愛車はドゥカティ900SS、一度夏実に貸そうとした事から別にバイクを持っていると思われるが、出て来ない。
中嶋瀬奈(なかじま せな) 声:小西寛子→折笠富美子(2nd seasonから) 大丸の後妻。
旧姓は若林。大丸とは相当歳が離れている(剣よりも年下。初登場時は剣が26歳なのに対し、20歳となっている)。鈴鹿では「鈴鹿山のフェアリー・クイーン」と呼ばれ、走り屋の中では伝説と化していた。負けたのが大丸で、それを機に交際を開始。普段はあまり見ることがないが泣き上戸である。誕生日は12月28日。 愛車はケーターハム・スーパー7BDRコスワース4バルブスペシャル。
中嶋大丸のバイクショップ「ZAPPER」で働く元・ワークス所属の天才メカニック。車を見ると勝手にいじってしまうという癖がある。乗り物には弱い。面持ちをしているが、内面は意外と負けず嫌い。
敏郎の一人娘で、ゆうまほの小学校のクラスメイト。おり、その為か年齢に似合わない冷静さを見せる。父親譲りの負けず嫌いで、普段において敏郎に甘えようとしないのはそのためである。
近藤 警視庁交通機動隊・警部補
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
覆面パト・フェアレディZの運転者。沖とともに交通機動隊計画を作成し、2年半で13回にわたって本庁に検討の申請を出すも却下される。
沖 警視庁交通機動隊・巡査長
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
交通機動隊計画に連名したひとり。
池澤 警視庁交通機動隊・巡査長
アニメ版1stシーズンのFILE.41〜42の009事件の首謀者。
交通機動隊計画に連名したひとり。
大友、芳垣、菊池、植村、田中 所轄のやり方は手緩いと交通取締強化運動事件を巻き起こした首謀者集団だが、正体はエリート警察官僚。
墨田区怪人同盟
声:山川:大塚明夫、大田:置鮎龍太郎 ヒーローは悪役(怪人)が成り立つという信念を持つ団体。
アニメ版1stシーズンFILE.20では、交通安全教室のヒーローショー「交通戦隊オービスリー」において中嶋扮する「信号無視男」をもり立て、ショーを成功に導いた功労者たちだが、火薬を使用するなど行動が少々過激。池永
声:中村秀利
東海林の恩師で、山岳救助をはじめとする知識や技能を教え、また海の良さも伝えた東海林にとっては憧れの人物。
体は丈夫だったが、病により他界。藍田慎一(あいだ しんいち) 声:鈴木勝美
コミック版ファイル55、アニメ版1stシーズンFILE.32のみに登場。
寄せ集めのスバル・R-2を売った張本人。カーチェイスシーンではパーツで相当チューンされたトヨタ車(原作ではトヨタ・スープラ、アニメ版ではトヨタ・カムリ)に乗っていた。鹿塚時雄(かづか ときお) 声:関俊彦
コミック版ファイル53、ファイル65、アニメ版1stシーズンFILE.33に登場。
違反をやっているが警察の上層部にコネがあるらしくもみ消されている。墨東署の面々が懲らしめ一件落着。コミック版ではビーチバレー男(ストライク男)と組んでビーチバレーに参加、見事に夏実、美幸ペアに惨敗した(アニメでは中嶋がその役を担当)。 『SECOND SEASON』File.13に登場。
若手女優としてはトップクラスで、男顔負けのアクションもこなす演技派。夏実とパートナーを組むも、夏実よりも仕事をこなす(課長がトレードを考えたほど)。素人に警察官を見抜かれ、また警察のイメージと狭間で苦闘する。墨東署を去った後は予定通りドラマに出演するも、ドラマの内容が派手なアクションもののため役作りはほとんど生かされていない。おばちゃん 声:上村典子
食堂を一人で切り盛りしている。
署内の清掃もしている。
サキ・アブドゥーシャ
声:石田彰
アニメ版1stシーズンFile.22で登場。
皇子で、16歳にして王位継承者。母親はハーフ。軍部による勃発により政情不安定なった祖国から脱出し亡命。隠密に来日するも失踪し、その最中に頼子と出会う。ナツミ
街中に現れた迷いザル。
東海林によって保護される。名前は食べ物かということで東海林が命名。城山良介(しろやま りょうすけ) 声:柊美冬
非番の課長が、東京タワーで出会った少年。
当初は強がっていたが、課長と打ち解け友達になった。大丸と組んでワークスを追い抜く夢に走っていたが、事故をきっかけに表舞台から引退、大丸とも遠ざかっていた。
開店当日に夏実がバイクの修理に訪れ、彼女がメンテナンスを他人任せにしていることを叱責し基礎を教えた。
そのことがきっかけで大丸と再会する。従兄弟で、プロレーサーでコスモ・レーシング所属。
剣をその気にさせたい瀬奈の策謀により美幸を狙う美幸のメカニックの技術・知識を気に入り半ば本気になって剣にレースを仕掛けた。剣に助言を告げた。ボクシー
声:緒方賢一
大丸のバイク仲間。
見かけとは裏腹に、牧師。