剣客商売
剣客商売
無外流の老剣客、秋山小兵衛(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と妻おはる、息子の大治郎、女性剣客の佐々木三冬らが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。達人である老剣客。
辻平右衛門に師事し辻平右衛門が大原の里に引きこもった後、四谷・仲町に道場を構えるが後に鐘ヶ淵に隠居して気ままな生活を送っている。小粋な爺さん。 道場時代にお貞と結婚し大治郎が生まれるが、お貞と死別した後隠居してから40年も歳の離れたおはると再婚する。
小兵衛が鐘ヶ淵に隠居してから、隠宅に奉公に来るが小兵衛が手をつけ、結婚する。
百姓・岩五郎とおさきの次女。 二人が結婚した事に両親は驚き父親は怒るが、馴染んでいる。
息子で、父と無外流の達人(になっていく)。
7歳で母親(お貞)と死別する。 13歳まで下で剣術の指南を受ける。
15歳の夏に辻平右衛門の下に行き、以後平右衛門の死まで、嶋岡礼蔵に鍛えられる。
24歳ごろ江戸に帰ったのち、世話で浅草の外れに真崎稲荷神社近くに道場を構える。道場で粂太郎ら数少ない門人達に稽古をつけながら、田沼屋敷にも出稽古に赴く生活を続けている。 後に佐々木三冬と結婚し、小太郎が生まれる。
無垢な粋な人間になっていき、次第に江戸で剣客にゆく。 佐々木三冬
田沼意次の妾腹の娘で母は侍女の故・おひろ。
一刀流・井関忠八郎の弟子で、井関道場の四天王の一人などと呼ばれる男装の女武芸者。
母方の叔父である書物問屋[和泉屋吉右衛門]が持っている根岸の寮に、嘉助と暮らしていたが、後に大治郎と結婚する。
何事にも肩肘を張った性格であったが、秋山父子と交流を深めていくうちしだいに女らしくなってゆく。嘉助が寂しがるからと、結婚してからも大治郎と共に寮に泊まりに行ったりしている。寵愛をうけた、今を時めく老中。
武芸を奨励しているため、秋山父子に目を懸けている。
後に娘婿となる秋山大治郎に道場を任せている。 イメージとして、賄賂政治の中枢である悪者に人物であるが、本作では卓越した未来観と政治力を持つ好人物として描かれている。
研究の中でもその政治が見直されてきている一人。
門人だった四谷・伝馬町の御用聞き。
八丁堀の同心・永山精之助に直属し、女房のおみねが「武蔵屋」という料理屋を経営しているので、土地のものは[武蔵屋の親分]などと呼び人望も厚い。
男の子が一人いる。
特技は尾行。弥七同様に為に、働く。 牛堀九万之助
浅草・元鳥越町に道場を構える剣客。
面前の試合で秋山小兵衛と闘い、それがもとで知り合い後に間となる。剣の道に没入し、独自の境地を開いた名手で、人柄も良いため、道場は小さいが子弟が多い。
長次・おもと 小兵衛がひいきにしている料亭不二楼
板前と女中で後に結婚し、浅草・駒形町に小料理屋元長をひらく。
おもとと長次の名前を一字ずつ取って店名にした。 嘉助
佐々木三冬の母方の叔父である書物問屋[和泉屋吉右衛門]が持っている根岸の寮に三冬とともに暮らして老僕。
小川宗哲
本所・亀沢町の町医者で、上下の身分に関係なく行き届いた診察と治療を行うので、本所界隈での名声は高い。
親交は15年以上に及び、小兵衛とは碁敵の間柄である。
話によると、以前はお金の事しか人物だったらしい。弟弟子で、無外流・辻平右衛門に師事し、師に伴われ大原の里に引きこもった。
門人の中で、秋山小兵衛と嶋岡礼蔵は双璧と評判された。
果たし合いの前に、柿本の門人・伊藤三弥の弓に倒れる。
妻・お貞を巡って鎬をけずったが彼女は小兵衛と結婚した為師についていったらしい。
父・飯田平助は老中・田沼主殿頭意次の家来であったが、一端を担うが思いあやまり自殺を遂げる。 粂太郎は真相を知らずに田沼家に仕え、三冬のすすめで門人となる。
井関忠八郎
一刀流の名人。
三冬の師匠。人柄も優れていて、諸大名の家来や大身旗本の師弟が多く入門し、55歳で病没した時、門弟は200人余りにのぼっていたが、没後、道場を継ぐものが居らず、道場は解散してしまった。
兄に悩まされるが大治郎に度胸を付けてもらい、その後秋山父子と懇意になる。 生島次郎太夫
老中・田沼主殿頭意次の腹心の用人。
六百石の旗本・笹野忠左衛門の長男だが、生島次郎太夫の息子。 杉原秀
一刀流・杉原左内の娘で、根岸流の手裏剣の達人。
剣客・杉本又左衛門の息子。
亡き後、道場を継ぐが秋山大治郎に師事する。 横山正元
牛込の早稲田町の町医者。
秋山父子と同じ無外流の剣術を遣い、酒も女も「大好物」と言ってはばからぬ人物。交誼が長い。宿敵、柿本源七郎の門人で色子。
柿本との対決を前に江戸に出て道場に滞在していた嶋岡を弓矢で射殺す。そのとき、大治郎から右腕を切り落とされる。小雨坊に隠宅が再建された頃、自殺する。
根岸流の手裏剣も修める。四谷・秋山道場の〔逸才〕とか〔俊足〕と呼ばれた剣士だった。修行と底なしの飲酒で大病を患い、回復せぬまま身を養っている。家督は弟に譲り、師匠である小兵衛から金貸し浅野幸右衛門旧宅に住む。 内山文太
辻道場で同門。
年齢は小兵衛より10歳年上。婚儀の仲人を務めた。娘が茶問屋「井筒屋」方に嫁ぎ、そこに楽隠居の身を楽しんでいたが、急激に呆け、遂に死ぬ。頃、妻と不義を「清」という女子をもうけた。
子「お直」は、牛込・早稲田町に住まう町医者「横山正元」と結婚する。
剣客商売 各話一覧
以下、文庫本の巻分けおよび掲載順序によって題名を示す。
誓約 芸者変転
井関道場・四天王
雨の鈴鹿川 まゆ墨の金ちゃん 御老中毒殺
剣客商売二 辻斬り
鬼熊酒屋
辻斬り
老虎
悪い虫 三冬の乳房 妖怪・小雨坊
不二楼・蘭の間 剣客商売三 陽炎の男 東海道・見付宿
赤い富士 陽炎の男 嘘の皮 兎と熊 婚礼の夜 深川十万坪
剣客商売四 天魔
雷神
箱根細工
夫婦浪人
天魔
約束金二十両
鰻坊主
突発
老僧狂乱
剣客商売五 白い鬼 白い鬼 西村屋お小夜 手裏剣お秀 暗殺
雨避け小兵衛
三冬の縁談 たのまれ男
剣客商売六 新妻
鷲鼻の武士 品川お匙屋敷 川越中納言
新妻
金貸し幸右衛門
いのちの畳針 道場破り
剣客商売七 隠れ蓑
春愁
徳どん、逃げろ 隠れ蓑
梅雨の柚の花 大江戸ゆばり組
越後屋騒ぎ
決闘・高田の馬場 剣客商売八 狂乱
毒妻
狐雨
狂乱
仁三郎の顔 女と男 秋の炬燵 剣客商売九 待ち伏せ
待ち伏せ
茄子二つ る日の小兵衛 秘密
討たれ庄三郎
冬木立
剣の命脈 剣客商売十 春の嵐
(長編)
除夜の客 寒頭巾
善光寺・境内
頭巾が襲う 名残りの雪 一橋控屋敷
老の鶯 剣客商売十一 勝負
剣の師弟 勝負
初孫命名
その日の三冬 時雨蕎麦
助太刀
小判二十両
剣客商売十二 十番斬り
白い猫 密通浪人
不寝鳥
十番斬り
同門の酒 逃げる人 罪ほろぼし 剣客商売十三 波紋
消えた女 波紋
剣士変貌
敵
夕紅大川橋
剣客商売十四 暗殺者
(長編)
浪人・波川周蔵
蘭の間・隠し部屋 風花の朝 頭巾の武士 忍び返しの高い塀 墓参の日 血闘
剣客商売十五 二十番斬り
おたま (特別長編)
二十番斬り
目眩の日 皆川石見守屋敷
誘拐
その前夜 流星
卯の花腐し 剣客商売十六 浮沈
(長編)
深川十万坪
暗夜襲撃
浪人・伊丹又十郎
霜夜の雨 首
霞の剣 黒白 剣客商売 番外編(上)(下) ないしょないしょ 剣客商売 番外編
剣客商売
テレビドラマ
昭和48年(1973年)に山形勲の小兵衛と大治郎で東宝と俳優座が、昭和58年(1983年)には中村又五郎の小兵衛と大治郎で東宝と俳優座が、藤田まことの小兵衛で松竹がテレビドラマ化し、フジテレビ系で放映され、同じ小兵衛の配役で何度か舞台化もされるほどの好評を博している。
池波は随筆「名前について」で「小兵衛の性格については、いろいろなモデルがあるのだけれども、その風貌は旧知の歌舞伎俳優・中村又五郎をモデルにした。」と書いている。
剣客商売 山形勲版
昭和48年(1973年)4月7日から同年9月1日放映(全22話)
配役
秋山大治郎:加藤剛
秋山小兵衛:山形勲
おはる:梶三和子 佐々木三冬:音無美紀子
弥七:山田吾一
田沼意次:松村達雄
小川宗哲:永井智雄
おとき(弥七の妹):関根恵子 おかよ(めし屋の女将):うつみみどり おぬい(おかよの妹):木村由貴子 めし屋の若い衆:岡本信人 名医・小川宗哲:永井智雄
鰻売りの又六:松山省二 小雨坊:寺田農
ナレーター:黒沢良
スタッフ
企画:市川久夫、白川文造、松木征二 プロデューサー:能村庸一、市川久夫、香取雍史 脚本:安部徹郎、小川英、井手雅人、田坂啓ほか 監督:小野田嘉幹、鈴木英夫、田中徳三、高瀬昌弘ほか 音楽:山倉たかし 殺陣:宇仁貫三
協力
国際放映
制作
フジテレビ、東宝、俳優座
剣客商売 中村又五郎版
剣客商売 辻斬り 昭和57年(1982年)12月3日放映
剣客商売 誘拐 昭和58年(1983年)3月4日放映
配役
秋山小兵衛:中村又五郎
秋山大治郎:加藤剛
佐々木三冬:新井春美
剣客商売 藤田まこと版第1シリーズ 平成10年(1998年)10月14日から同年12月16日放映(全10話) 第2シリーズ 平成11年(1999年)12月8日から平成12年(2000年)3月15日放映(全11話) 第3シリーズ 平成13年(2001年)6月5日から同年7月24日放映(全5話) 大治郎が登場しない構成だった 第4シリーズ 平成15年(2003年)1月21日から同年5月13日放映(全11話) 大治郎、三冬役が一新された 第5シリーズ 平成16年(2004年)2月3日から同年3月16日放映(全7話)(関西テレビのみ平成16年(2004年)1月13日から同年3月16日放映(全10話)) キャッチコピーは「剣は売っても心は売らぬ!!」 スペシャル
第5シリーズのフジテレビ未放送の3話は『剣客商売スペシャル』として平成16年(2004年)5月1日に放送された。
平成18年(2006年)6月16日放送の『剣客商売スペシャル 女用心棒』はシリーズ最高視聴率18.6%(関東)を記録した。 配役
秋山小兵衛:藤田まこと おはる:小林綾子 秋山大治郎:渡部篤郎(第2シリーズまで)→山口馬木也(第4シリーズより) 佐々木三冬:大路恵美(第3シリーズまで)→寺島しのぶ(第4シリーズより) 弥七:三浦浩一
徳次郎:山内としお 小川宗哲:奥村公延→島田順司
おもと:梶芽衣子 田沼意次:平幹二朗
剣客商売 放送局
フジテレビ (新作)および(再放送) FNN各局 (新作)および(再放送) - 但し、東海、関西、山陽地区では、再放送に消極的なのか、それぞれテレビ愛知、サンテレビ、瀬戸内海放送 (系列外)で再放送されている。
無外流の老剣客、秋山小兵衛(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と妻おはる、息子の大治郎、女性剣客の佐々木三冬らが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。達人である老剣客。
辻平右衛門に師事し辻平右衛門が大原の里に引きこもった後、四谷・仲町に道場を構えるが後に鐘ヶ淵に隠居して気ままな生活を送っている。小粋な爺さん。 道場時代にお貞と結婚し大治郎が生まれるが、お貞と死別した後隠居してから40年も歳の離れたおはると再婚する。
小兵衛が鐘ヶ淵に隠居してから、隠宅に奉公に来るが小兵衛が手をつけ、結婚する。
百姓・岩五郎とおさきの次女。 二人が結婚した事に両親は驚き父親は怒るが、馴染んでいる。
息子で、父と無外流の達人(になっていく)。
7歳で母親(お貞)と死別する。 13歳まで下で剣術の指南を受ける。
15歳の夏に辻平右衛門の下に行き、以後平右衛門の死まで、嶋岡礼蔵に鍛えられる。
24歳ごろ江戸に帰ったのち、世話で浅草の外れに真崎稲荷神社近くに道場を構える。道場で粂太郎ら数少ない門人達に稽古をつけながら、田沼屋敷にも出稽古に赴く生活を続けている。 後に佐々木三冬と結婚し、小太郎が生まれる。
無垢な粋な人間になっていき、次第に江戸で剣客にゆく。 佐々木三冬
田沼意次の妾腹の娘で母は侍女の故・おひろ。
一刀流・井関忠八郎の弟子で、井関道場の四天王の一人などと呼ばれる男装の女武芸者。
母方の叔父である書物問屋[和泉屋吉右衛門]が持っている根岸の寮に、嘉助と暮らしていたが、後に大治郎と結婚する。
何事にも肩肘を張った性格であったが、秋山父子と交流を深めていくうちしだいに女らしくなってゆく。嘉助が寂しがるからと、結婚してからも大治郎と共に寮に泊まりに行ったりしている。寵愛をうけた、今を時めく老中。
武芸を奨励しているため、秋山父子に目を懸けている。
後に娘婿となる秋山大治郎に道場を任せている。 イメージとして、賄賂政治の中枢である悪者に人物であるが、本作では卓越した未来観と政治力を持つ好人物として描かれている。
研究の中でもその政治が見直されてきている一人。
門人だった四谷・伝馬町の御用聞き。
八丁堀の同心・永山精之助に直属し、女房のおみねが「武蔵屋」という料理屋を経営しているので、土地のものは[武蔵屋の親分]などと呼び人望も厚い。
男の子が一人いる。
特技は尾行。弥七同様に為に、働く。 牛堀九万之助
浅草・元鳥越町に道場を構える剣客。
面前の試合で秋山小兵衛と闘い、それがもとで知り合い後に間となる。剣の道に没入し、独自の境地を開いた名手で、人柄も良いため、道場は小さいが子弟が多い。
長次・おもと 小兵衛がひいきにしている料亭不二楼
板前と女中で後に結婚し、浅草・駒形町に小料理屋元長をひらく。
おもとと長次の名前を一字ずつ取って店名にした。 嘉助
佐々木三冬の母方の叔父である書物問屋[和泉屋吉右衛門]が持っている根岸の寮に三冬とともに暮らして老僕。
小川宗哲
本所・亀沢町の町医者で、上下の身分に関係なく行き届いた診察と治療を行うので、本所界隈での名声は高い。
親交は15年以上に及び、小兵衛とは碁敵の間柄である。
話によると、以前はお金の事しか人物だったらしい。弟弟子で、無外流・辻平右衛門に師事し、師に伴われ大原の里に引きこもった。
門人の中で、秋山小兵衛と嶋岡礼蔵は双璧と評判された。
果たし合いの前に、柿本の門人・伊藤三弥の弓に倒れる。
妻・お貞を巡って鎬をけずったが彼女は小兵衛と結婚した為師についていったらしい。
父・飯田平助は老中・田沼主殿頭意次の家来であったが、一端を担うが思いあやまり自殺を遂げる。 粂太郎は真相を知らずに田沼家に仕え、三冬のすすめで門人となる。
井関忠八郎
一刀流の名人。
三冬の師匠。人柄も優れていて、諸大名の家来や大身旗本の師弟が多く入門し、55歳で病没した時、門弟は200人余りにのぼっていたが、没後、道場を継ぐものが居らず、道場は解散してしまった。
兄に悩まされるが大治郎に度胸を付けてもらい、その後秋山父子と懇意になる。 生島次郎太夫
老中・田沼主殿頭意次の腹心の用人。
六百石の旗本・笹野忠左衛門の長男だが、生島次郎太夫の息子。 杉原秀
一刀流・杉原左内の娘で、根岸流の手裏剣の達人。
剣客・杉本又左衛門の息子。
亡き後、道場を継ぐが秋山大治郎に師事する。 横山正元
牛込の早稲田町の町医者。
秋山父子と同じ無外流の剣術を遣い、酒も女も「大好物」と言ってはばからぬ人物。交誼が長い。宿敵、柿本源七郎の門人で色子。
柿本との対決を前に江戸に出て道場に滞在していた嶋岡を弓矢で射殺す。そのとき、大治郎から右腕を切り落とされる。小雨坊に隠宅が再建された頃、自殺する。
根岸流の手裏剣も修める。四谷・秋山道場の〔逸才〕とか〔俊足〕と呼ばれた剣士だった。修行と底なしの飲酒で大病を患い、回復せぬまま身を養っている。家督は弟に譲り、師匠である小兵衛から金貸し浅野幸右衛門旧宅に住む。 内山文太
辻道場で同門。
年齢は小兵衛より10歳年上。婚儀の仲人を務めた。娘が茶問屋「井筒屋」方に嫁ぎ、そこに楽隠居の身を楽しんでいたが、急激に呆け、遂に死ぬ。頃、妻と不義を「清」という女子をもうけた。
子「お直」は、牛込・早稲田町に住まう町医者「横山正元」と結婚する。
剣客商売 各話一覧
以下、文庫本の巻分けおよび掲載順序によって題名を示す。
誓約 芸者変転
井関道場・四天王
雨の鈴鹿川 まゆ墨の金ちゃん 御老中毒殺
剣客商売二 辻斬り
鬼熊酒屋
辻斬り
老虎
悪い虫 三冬の乳房 妖怪・小雨坊
不二楼・蘭の間 剣客商売三 陽炎の男 東海道・見付宿
赤い富士 陽炎の男 嘘の皮 兎と熊 婚礼の夜 深川十万坪
剣客商売四 天魔
雷神
箱根細工
夫婦浪人
天魔
約束金二十両
鰻坊主
突発
老僧狂乱
剣客商売五 白い鬼 白い鬼 西村屋お小夜 手裏剣お秀 暗殺
雨避け小兵衛
三冬の縁談 たのまれ男
剣客商売六 新妻
鷲鼻の武士 品川お匙屋敷 川越中納言
新妻
金貸し幸右衛門
いのちの畳針 道場破り
剣客商売七 隠れ蓑
春愁
徳どん、逃げろ 隠れ蓑
梅雨の柚の花 大江戸ゆばり組
越後屋騒ぎ
決闘・高田の馬場 剣客商売八 狂乱
毒妻
狐雨
狂乱
仁三郎の顔 女と男 秋の炬燵 剣客商売九 待ち伏せ
待ち伏せ
茄子二つ る日の小兵衛 秘密
討たれ庄三郎
冬木立
剣の命脈 剣客商売十 春の嵐
(長編)
除夜の客 寒頭巾
善光寺・境内
頭巾が襲う 名残りの雪 一橋控屋敷
老の鶯 剣客商売十一 勝負
剣の師弟 勝負
初孫命名
その日の三冬 時雨蕎麦
助太刀
小判二十両
剣客商売十二 十番斬り
白い猫 密通浪人
不寝鳥
十番斬り
同門の酒 逃げる人 罪ほろぼし 剣客商売十三 波紋
消えた女 波紋
剣士変貌
敵
夕紅大川橋
剣客商売十四 暗殺者
(長編)
浪人・波川周蔵
蘭の間・隠し部屋 風花の朝 頭巾の武士 忍び返しの高い塀 墓参の日 血闘
剣客商売十五 二十番斬り
おたま (特別長編)
二十番斬り
目眩の日 皆川石見守屋敷
誘拐
その前夜 流星
卯の花腐し 剣客商売十六 浮沈
(長編)
深川十万坪
暗夜襲撃
浪人・伊丹又十郎
霜夜の雨 首
霞の剣 黒白 剣客商売 番外編(上)(下) ないしょないしょ 剣客商売 番外編
剣客商売
テレビドラマ
昭和48年(1973年)に山形勲の小兵衛と大治郎で東宝と俳優座が、昭和58年(1983年)には中村又五郎の小兵衛と大治郎で東宝と俳優座が、藤田まことの小兵衛で松竹がテレビドラマ化し、フジテレビ系で放映され、同じ小兵衛の配役で何度か舞台化もされるほどの好評を博している。
池波は随筆「名前について」で「小兵衛の性格については、いろいろなモデルがあるのだけれども、その風貌は旧知の歌舞伎俳優・中村又五郎をモデルにした。」と書いている。
剣客商売 山形勲版
昭和48年(1973年)4月7日から同年9月1日放映(全22話)
配役
秋山大治郎:加藤剛
秋山小兵衛:山形勲
おはる:梶三和子 佐々木三冬:音無美紀子
弥七:山田吾一
田沼意次:松村達雄
小川宗哲:永井智雄
おとき(弥七の妹):関根恵子 おかよ(めし屋の女将):うつみみどり おぬい(おかよの妹):木村由貴子 めし屋の若い衆:岡本信人 名医・小川宗哲:永井智雄
鰻売りの又六:松山省二 小雨坊:寺田農
ナレーター:黒沢良
スタッフ
企画:市川久夫、白川文造、松木征二 プロデューサー:能村庸一、市川久夫、香取雍史 脚本:安部徹郎、小川英、井手雅人、田坂啓ほか 監督:小野田嘉幹、鈴木英夫、田中徳三、高瀬昌弘ほか 音楽:山倉たかし 殺陣:宇仁貫三
協力
国際放映
制作
フジテレビ、東宝、俳優座
剣客商売 中村又五郎版
剣客商売 辻斬り 昭和57年(1982年)12月3日放映
剣客商売 誘拐 昭和58年(1983年)3月4日放映
配役
秋山小兵衛:中村又五郎
秋山大治郎:加藤剛
佐々木三冬:新井春美
剣客商売 藤田まこと版第1シリーズ 平成10年(1998年)10月14日から同年12月16日放映(全10話) 第2シリーズ 平成11年(1999年)12月8日から平成12年(2000年)3月15日放映(全11話) 第3シリーズ 平成13年(2001年)6月5日から同年7月24日放映(全5話) 大治郎が登場しない構成だった 第4シリーズ 平成15年(2003年)1月21日から同年5月13日放映(全11話) 大治郎、三冬役が一新された 第5シリーズ 平成16年(2004年)2月3日から同年3月16日放映(全7話)(関西テレビのみ平成16年(2004年)1月13日から同年3月16日放映(全10話)) キャッチコピーは「剣は売っても心は売らぬ!!」 スペシャル
第5シリーズのフジテレビ未放送の3話は『剣客商売スペシャル』として平成16年(2004年)5月1日に放送された。
平成18年(2006年)6月16日放送の『剣客商売スペシャル 女用心棒』はシリーズ最高視聴率18.6%(関東)を記録した。 配役
秋山小兵衛:藤田まこと おはる:小林綾子 秋山大治郎:渡部篤郎(第2シリーズまで)→山口馬木也(第4シリーズより) 佐々木三冬:大路恵美(第3シリーズまで)→寺島しのぶ(第4シリーズより) 弥七:三浦浩一
徳次郎:山内としお 小川宗哲:奥村公延→島田順司
おもと:梶芽衣子 田沼意次:平幹二朗
剣客商売 放送局
フジテレビ (新作)および(再放送) FNN各局 (新作)および(再放送) - 但し、東海、関西、山陽地区では、再放送に消極的なのか、それぞれテレビ愛知、サンテレビ、瀬戸内海放送 (系列外)で再放送されている。