LOST
2004年からABCで放送されているテレビドラマ。
北米ではエミー賞、ゴールデングローブ賞を始め各賞を受賞するなどの評価を受け、社会現象ともなった。
LOST 概要
製作・監督・脚本は、テレビドラマ『エイリアス』等を手掛けたJ・J・エイブラムス。
2004年9月に放映されたパイロット版(前後編)は、約16億円という破格の制作費が使われ、プロデューサーが解雇されたことも話題になった。プロデューサーの言によると、映画『キャスト・アウェイ』とリアリティゲーム番組『サバイバー』、複数のストーリーが並行して進む『ER』スタイルのストーリーテリングをヒントに製作されたようだ。
本国では、シーズン3が2006年10月4日21:00(東部夏時間)のプレミア放送を皮切りとして開始された。
日本では、東北新社製作の日本語吹き替え版が2005年10月よりCSチャンネルAXNで日本独占で放送を開始し、シーズン3はAXN Sunday Prime(日曜21:00 -)枠で字幕版を、吹替(二カ国語)版はDouble Prme Board枠(月曜22:55 -)で放送中(2007年6月現在)。
2006年4月からは放送を開始した他、シーズン1が2007年1月から4月まで放送された。
LOST 放送期間(アメリカ)シーズン1……2004年9月22日〜2005年5月25日(1~25話) シーズン2……2005年9月21日〜2006年5月24日(26~49話) シーズン3……2006年10月4日〜2007年5月23日(50~72話)
LOST 特徴
メインのストーリーラインである島での日々を追いながら、登場人物の過去が随所に挿入される構成が特徴。
エピソード毎に1人または複数人の過去が明かされ、各キャラクターの人物像が浮き彫りになると島で会ったはずの彼らの過去の繋がりが見え隠れする。
多数のキャラクターに各々別の問題が持ち上がり、それぞれのストーリーが同時進行する「多様性展開」と呼ばれる連続ドラマの手法は、1970年代『ダラス』に始まり、1990年代『ER緊急救命室』や『ツイン・ピークス』等ヒット作を生み出したが、本作もその列に並ぶ作品である。
1990年代の『Xファイル』を彷彿とさせるSF、オカルト的な要素を盛り込んだマニアックなストーリー構成は、アメリカではカルト的なファンを獲得し、関連のファンクラブによるウェブサイトをはじめ一種のサブカルチャー現象を生んだ。
プライムタイムTV番組としては珍しく宗教的なテーマが強いのも特徴で、キリスト教の贖罪(全てのキャラクターが墜落前の人生で何らかの罪を犯している)、島での洗礼儀式、奇跡(ローズ(バーナード婦人の回復)、ロックの体など)、受胎(男性不妊の妻の妊娠など)、神と運命の存在に関する議論、多くの聖書からの引用、などが扱われた。
革新的な試みがなABCとアップルコンピュータの提携により全てのドラマが放送翌日にiPodにダウンロードできるというサービスが有料で提供された。
初年だけでダウンロードを記録し、これは米ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」についで第二位。撮影は屋内、屋外含めほぼ全てハワイ州オアフ島で行われている。
余談ではあるが、撮影されたLOSTのテープはホノルル空港経由でアメリカ本土に届けられているが、ホノルル空港係員のミスにより通常は通さないX線検査に現像前のフィルムを通してしまい、結果フィルム画像が感光して消失し、再撮影になるというハプニングで被害が生じている。第2シーズンに出演しているミシェル・ロドリゲス、シンシア・ワトロスが飲酒運転で逮捕された。
アドウェール・アキノエ=アグバエが、免許証なしで運転し、警察官の指示に従わなかったためハワイで逮捕された。留置場で6時間過ごした後、保釈金500ドルを支払い釈放。この他にスピード違反などで罰金を支払っているのは6人。
過去10年のアメリカのテレビ人気番組は、『CSI』や『ローアンドオーダー』などの一話完結形式か『サバイバー』のようなリアリティー番組が主流であり、『LOST』のようなシリーズミステリーものがヒットしたのは米テレビ界に革命をおこした。
このため、2005年以降『INVASION』などの多くのシリーズもの番組が増加したが、多くはヒットせずに第1シーズンのみで打ち切りとなっている。シリーズものは長期間における視聴率維持が難しいといわれ(例えば90年代の『ツイン・ピークス』は視聴率低下より第2シーズンで打ち切られた。これと比べ『CSI』は第5シーズンまでほぼ一定した視聴率を維持)、『LOST』も例外でなく視聴率トップ10以内をキープしつつも、第2シーズンは第1シーズンより平均視聴率400万人減となった。
第3シーズンでは中盤から視聴率の低下が顕著で、シリーズ最低の数字を記録し、打ち切りが囁かれ始めるまでになった。2007年1月にプロデューサーは、「シリーズの超長期化によるストーリーの遅延と視聴率低迷を避けるため、第5シーズンを目処に終了する」と発表したが、米ABCとの話し合いの結果、2010年に第6シーズンで終了することで合意した。
医師であったジャックは青々とした木々が生い茂る森の中で目が覚める。
身体の節々に感じる痛み、朦朧と意識。
混乱する彼のもとに、騒音と怒号が届く。音を追った彼が見たのは、青空に黒煙と、優雅な砂浜に突き立った旅客機の機体、血まみれの人々が倒れ伏す阿鼻叫喚の光景。自分の乗って旅客機が墜落したのだと気付いた彼は、助けを求める人々に走り寄る。自分に降りかかった不運を嘆く暇も、自分が生きているという幸運をかみ締める暇も、彼には無かった。
それが彼らの乗り合わせた旅客機の名だった。無人島らしき島で生き残ったのは、機体の前方座席に乗って計48名。国籍も年齢も職業も違う見ず知らずの生存者たちは、すぐに救助が来るだろうという楽観と思考放棄に揉まれつつも、生き残るために確保に動き始める。
島で過ごす初めての夜。
同じ苦難に巻き込まれ、疲れ果てた生存者達は、日常からの乖離に不安を抱きながらも穏やかな夜を過ごしていた。その空気を切り裂いて、咆哮が響き渡る。彼らが一度として聞いた事のない音であり、体験してきたはずのない怪異であった。
一体いつ助けはのか? 自分達はこの島から生きて出られるのか? この島は自分達が生きて場所と同じ世界なのか? 島での生活を送るうちにジャックの中で、思いつつも捨てきれない一つの考えが大きくなっていく……。
職業柄、負傷した生存者たちを助ける。 ケイト エヴァンジェリン・リリー 高森奈緒 カナダ ジャックをサポートするタフな女性。
サバイバル生活の知識あり。
遺留品収集と読書、あだ名付けが趣味。 チャーリー ドミニク・モナハン 五十嵐明 イギリス 一発屋に終わったロックバンド「ドライブシャフト」の元ベーシスト。
クレアに恋愛感情をいだいている。
湾岸戦争に従軍し、拷問担当官だったことも。機械に詳しく手先が器用。 ロック テリー・オクィン 麦人 アメリカ合衆国 サバイバル術に長け、1人楽しげに森を探検。
島に墜落するまでは車椅子生活だった。
長年別れて暮らして息子を突然引き取る事に戸惑う父。 ウォルト マルコム・デヴィッド・ケリー 石井行 オーストラリア マイケルの息子。
愛犬はビンセント(♀)。母親とその夫(義父)とオーストラリアに住んでいた。 ハーリー ホルヘ・ガルシア 高戸靖広 アメリカ合衆国 おデブで不器用だが明るい性格で皆から親しまれている。
彼の過去には意外な真実が。 ジン ダニエル・デイ・キム 新垣樽助 大韓民国 英語を話せない韓国人男性。
漁師の息子で魚を捕るのがうまい。
御曹司の娘。薬草等植物に詳しい。どんな時でもジンに尽くそうと努力する妻。 ブーン† イアン・サマーホルダー 鉄野正豊 アメリカ合衆国 シャノンの義理の兄。
大手ブライダル企業の御曹司で、関連会社を経営。 シャノン† マギー・グレイス 木川絵理子 アメリカ合衆国 ブーンの義理の妹。
わがままだがサイードと出会い少しずつ変わっていく。 クレア エミリー・デ・レイヴィン 宇乃音亜季 オーストラリア 未婚の妊婦。
ピーナッツバターが好物。名前はアーロン。
夫バーナードと一緒に815便に乗っていた。 アナ・ルシア† ミシェル・ロドリゲス 杉本ゆう アメリカ合衆国 元ロサンゼルス市警の警官。
815便の後部座席に搭乗していた生存者たちをしきる。
ハーリーと同じ精神病院への入院歴あり。
イェミという弟がいる。以前はギャングのような仕事をしていた。 バーナード サム・アンダーソン 村松康雄 アメリカ合衆国 ローズの夫。
ヨットレースの世界大会に参加中難破し、島にたどり着く。
ジュリエット エリザベス・ミッチェル 幸田夏穂 アメリカ合衆国 一人。
ニッキー キエレ・サンチェス 瑚海みどり アメリカ合衆国 815便前部座席の生存者。
パウロとは恋人同士。 パウロ ロドリゴ・サントロ 桐本琢也 ブラジル 815便前部座席の生存者。
ニッキーとは恋人同士。
詳細は登場人物の過去の接点を参照
--------------------------------------------------------------------------------
以上で、作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
--------------------------------------------------------------------------------
LOST エピソードリスト
詳細はエピソード一覧を参照
LOST キ−ワード
--------------------------------------------------------------------------------
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
--------------------------------------------------------------------------------
島
オーシャニック航空815便が墜落した島。
文明の手が入っていない無人島の様相を呈しており、さまざまな怪現象が頻発する。この島で発生する怪現象には、生存が絶望的である航空高度での機体の空中分解から48名が無傷で生き残ったり、島に来たとたん病が赤道近くであるにもかかわらずホッキョクグマと遭遇、死んだはずの人間が目の前に現れるなど、枚挙に遑が無い。 アレ(黒いバケモノ) 島の怪現象の一つ。
不気味な咆哮をあげて木を次々と倒したり、人を襲ったりする正体不明の「なにか」。「生き残った恐竜がいるのではないか?」という意見すら挙がるほど荒唐無稽な破壊を起こす。正体は人を食う“セキュリティシステム”。物体は黒い煙。
数字の何れはドラマの中に現れる。(例 オーシャニック815便:8と前部の生存者42と後部23)また、4+8+15+16+23+42=108であることから、仏教による煩悩の数と関連していることも注目したい。この数列は、篩によって生成される数列の階差数列の第n項を2で除した商に等しい個数の約数を持つ最小の自然数からなる数列の第n項に3を乗じて事によって得られる数列の最初の6項に等しいことでも知られる。
ステーション(ハッチ) ロックとブーンが発見した、地中に埋まっている建造物。
最初は地中から出入り口に当たるハッチだけが露出していた為、中が居住空間であると判明した後も建造物そのものを「ハッチ」と呼称するようになる。オリエンテーションフィルムでは二人が見つけたハッチは「第三観測所『スワン』」と呼称されている。他にもハッチはそれぞれに名前がついている。中にはアップルの古いパソコンと、膨大な量の食料や本、銃器などが衣食住の環境が整っている。ハッチの側面には数字が刻印されている。ジャックとロックが中に入ったとき、内部にデズモンドがいた。岩 19世紀中頃と思われる奴隷船だが、なぜ島の奥地に乗り上がっている。
中には奴隷の死体とダイナマイトが出航地はモザンビークあたりだと思われる。ものたち(アザーズ) 815便の生存者以外に島にいる人々。
生存者達に危害を加えたり、誘拐したりするがその目的は謎に包まれている。 ダーマ(DHARMA) 島に建築物や、食料・衣服のラベルに刻印されている単語。
ハッチ内にあったフィルムには、オリエンテーションが録画されていた。 ハンソ財団
ダーマ社に対して資金援助を組織。
物語内でも紹介され、主に軍事産業を仕事としている。創設者アルバー・ハンソは、デンマークの軍事商人。 謎の図形 ハッチ内の壁面に描かれている図形。
--------------------------------------------------------------------------------
以上で、作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
「運命の啓示」というスピンオフ小説が出ている。
LOST アワード
注意: 受賞したものはノミネート項目に未記載
LOST 受賞
エミー賞:
作品賞(ドラマ部門) (2005)
監督賞(ドラマ部門) — 第1話「Pilot part1」、第2話「Pilot part2」: J・J・エイブラムス キャスティング賞(ドラマ部門) — エイプリル・ウェブスター、 マンディ・シャーマン、 アリッサ・ワイズバーグ、 ヴェロニカ・コリンズ シングルカメラ編集賞(ドラマ部門) — メリー・ジョー・マーキー (2005)
作曲賞(ドラマ部門) — マイケル・ジアッキノ (2005)
視覚効果賞(ドラマ部門) — 「Pilot」: ケビン・ブランク、 ミッチ・サスキン その他 ゴールデングローブ賞:
作品賞(テレビドラマ部門) (2006)
SAGアワード:
優秀アンサンブル賞(ドラマ部門) (2006)
PGAアワード:
作品賞(ドラマ部門) (2006)
WGAアワード:
脚本賞(ドラマ部門) (2006)
LOST ノミネート
エミー賞:
助演男優賞(ドラマ部門) — ナヴィーン・アンドリュース (2005)
助演男優賞(ドラマ部門) — テリー・オクィン (2005)
脚本賞(ドラマ部門) — 第1話「Pilot part1」、第2話「Pilot part2」: J・J・エイブラムズ、 デイモン・リンデロフ、 ジェフリー・リーバー 脚本賞(ドラマ部門) — 第4話「Walkabout」 : デビッド・フューリー キャスティング賞(ドラマ部門) — エイプリル・ウェブスター、 ヴェロニカ・コリンズ、マンディ・シャーマン シングルカメラ編集賞(ドラマ部門) (2006)
シングルカメラ撮影賞(ドラマ部門) (2006)
シングルカメラ音響賞(ドラマ部門) (2006)
監督賞(ドラマ部門) ゲスト男優賞(ドラマ部門) — ヘンリー・イアン・キュージック (2006)
視覚効果賞(ドラマ部門)
脚本賞(ドラマ部門)
ゴールデングローブ賞:
作品賞(テレビドラマ部門) (2005)
主演男優賞(テレビドラマ部門) — マシュー・フォックス (2006)
助演男優賞(テレビ部門) — ナヴィーン・アンドリュース (2006)
作品賞(テレビドラマ部門) (2007)
主演女優賞(テレビドラマ部門) — エヴァンジェリン・リリー (2007)
LOST 日本版
LOST テーマソング
シーズン1
「Here I am」CHEMISTRY シーズン2
「losin'」伊藤由奈 シーズン3
「Lonely girl」Crystal Kay ※ アメリカ版では、ドラマの時間を多く確保するために、テーマソングはない。
島が呼んだのか。この島、謎だらけ(竹書房) 過去と決別(ロスト)した48人のサバイバル・サスペンス(DVD) シーズン2
シーズン1は序章にすぎなかった。
シーズン1は壮大な複線だった。
この島は世界を試している(DVD) シーズン3
島のすべてが動き出す(AXN) この島はために存在するのか?(竹書房) 島が 謎が 正体を現す(DVD)