タイガー&ドラゴン あらすじ・ストーリー
タイガー&ドラゴン
テレビドラマ。落語をモチーフにしたコメディ作品である。脚本は主演は長瀬智也(TOKIO)・岡田准一(V6)。2005年1月9日に単発スペシャルドラマとして放映。
その後続編という形で連続ドラマ化され、同年4月15日から6月24日まで金曜ドラマ枠(金曜日22:00 - 22:54)で制作・放映された。
タイトルはオープニングテーマとして用いられているクレイジーケンバンドの楽曲「タイガー&ドラゴン」に由来する。
当ドラマに登場する2人の主人公、「虎児」(小虎)と「竜二」(小竜)にも掛かっている。
タイガー&ドラゴン あらすじ・ストーリー
子供の頃に両親が借金を苦に自殺し「笑い」を忘れてヤクザの山崎虎児は、ことから浅草で落語家の林屋亭どん兵衛の高座を聞いて感動し、礼を行い必死の思いで弟子入りを志願する。
どん兵衛は組長から借金をしていた。
噺をひとつ習得するごとに10万円の「授業料」(ドラマの途中から20万円に値上げ)をどん兵衛に支払い、それをそのまま「返済金」として虎児に支払うという奇妙な契約をどん兵衛と交わすことになる。
こうして林屋亭門下「林屋亭小虎」として落語の修業を積んでゆくこととなった虎児。
ヤクザと落語家という二足のわらじを履く生活を始めたが根っからのヤクザである虎児に笑いの才能が無く困っているところに、かつて「落語の天才」だったが裏原宿でダサくて売れない洋服店「ドラゴンソーダ」を立ち上げて店主となっているどん兵衛の次男・谷中竜二と出会うことに…。演目を形式で進行する。
ドラマの前半部分で、本編ストーリーの題材となる演目をどん兵衛が寄席の高座で演じ、更に落語の噺の中で時代劇で再現し落語の内容を分かりやすくし、後半部分で小虎が同じ演目をストーリーとリンクした形にアレンジして演じる。
連続ドラマに各ストーリーを貫く軸として、林屋亭の過去のエピソードや虎児・竜二らやゲストらが各自のアイデンティティーを探し求める姿が描かれていった。
歌舞伎町一冗談が通じないヤクザだったが、どん兵衛に弟子入りしてからは笑いの道を突き進む。どん兵衛の借金が完済されるまでヤクザを辞めることが出来ないため、「昼は噺家、夜はヤクザ」という二重生活を送る。師匠から教わった落語と実際に会った出来事をミックスした落語を演じ話題を呼ぶことに。口唇を舌で嘗め回す癖があり、驚いた時の「ブフォッ!」が口癖。スペシャル版でどん太に教えてもらった「タイガータイガーじれっタイガー」(他にも違うパターンがある)を持ちネタに高座でつかみとして観客に披露する。不器用だが根は真っ直ぐなところがある。日を追うごとに、どん兵衛とは親子にも通じる絆を持つようになる。高座に上がる際の出囃子は「仁義なき戦い」。 谷中竜二(やなか りゅうじ) - 岡田准一(V6) どん兵衛の次男。
幼少の頃から落語の天才とい中学卒業後にどん兵衛に弟子入りし落語一筋で将来を嘱望されていたが、と事情により噺家(噺家時代の高座名は林屋亭小竜(はやしやてい こたつ))を廃業し、洋服屋「ドラゴンソーダ」を原宿で営む。彼好みの服(カラーファスナーやメッシュや竜二オリジナルデザインの「ウラハラドラゴン」・「タイガー&ドラゴン」を入れたブランド)がダサすぎて全く売れず、1日の売り上げが数百円程度と苦しい経営を強いられている。廃業した後も噺家の頃の癖が抜けず、普段の会話の中にも「笑い」を追及してしまう。竜二のファッションセンスを一部否定すると怒るが、逆に全否定すると弱気になる。キャラは濃いものの、なぜか存在感が薄くメグミなどに名前を覚えてもらえない。美女で、本人が無意識のうちにもたくさんの男を振り回す魔性の女。
男に自分と同じ入れ墨(矢が刺さったリンゴにアルファベットのT)を彫らせるのが趣味。キャバクラ嬢だったが、連続ドラマでははとガイドに転職した。性格は天然キャラで思ったことをズバズバ言うタイプ。姓は「沢田」(バスガイドの業務中につけている名札より)。脚を持っており、作中では脚の長さを例える言葉に「タラバガニ」が用いられた。どん太曰く、谷中家の「つぶつぶマスコット」的存在。タイトルコールに出た際の出囃子は「魔女っ娘メグちゃん」。 林屋亭どん兵衛(はやしやてい どんべえ) - 西田敏行 前座の頃から古典落語一筋の昔気質な噺家で大御所ではあるが新宿流星会にドラゴンソーダの開店資金である400万円の借金をしており、その縁で虎児と出会う。
以降、虎児とは「師匠と弟子」でありながら「債務者と債権者」という奇妙な関係となる。日を追うごとに親子にも似た絆を持つようになり、彼を家族の一員のように思うまでになる。高座に上がったときの堂々とした風格とは裏腹に、普段はとても気が小さい。本名は谷中正吉(やなか しょうきち)で林屋亭どん兵衛としては六代目。先代は文化勲章を受章したことがある。
ヤクザ(極道)家業で人情に厚く泣き上戸で、部下にヨイショされると騙されてしまう性格の持ち主。迫力があるが、息子の銀次郎にはとても甘い。3年前に妻と死別し、独り身である。麻薬や拳銃売買を嫌っている。どん兵衛とは長い付き合いでゴルフ仲間だが、犬猿の仲。 中谷銀次郎(なかたに ぎんじろう) - 塚本高史 通称、銀次郎。
舎弟で組長の息子。谷中竜二とは幼馴染みだが、どん兵衛と組長と同様に犬猿の仲。おり、いつもスカジャンにリーゼントという服装をしている。笑いについては虎児よりもレベルが上。跡取りとして将来が決まっている為に苦悩し、引きこもり気味。好物はカレー。着メロは「マツケンサンバ」。
天涯孤独の身であった虎児をヤクザにスカウトした。普段は堅物だが、ギャル文字を好んだり、たまに「〜だもん」など可愛い言葉遣いをしたりする。回において、高校を卒業したばかりの寿子(松本まりか)と結婚。 中谷静(なかたに しずか) - 伊藤修子 新宿流星会組長の娘で、姉にあたる。
日向とは以前に交際したことが日向の結婚を聞き泣き出す。
タイガー&ドラゴン 林屋亭一門とその家族谷中小百合(やなか さゆり) - 銀粉蝶 どん兵衛の愛妻。
どん兵衛からは「サユリちゃん」と呼ばれている。親子喧嘩や兄弟喧嘩を見ると泣いてしまう。どん兵衛は「サユリちゃんを泣かす人間は誰だろうと許さない」。著名な講談家の娘で、自身は小唄の師匠でもある。 林屋亭どん太(はやしやてい どんた) - 阿部サダヲ 本名、谷中竜平(やなか りゅうへい)。
どん兵衛の長男で竜二とは10歳も年が離れている兄である。小噺しか出来ない為、テレビのバラエティ番組で上島竜兵や出川哲朗のような「リアクション芸人」として活動し、仕事は選ばない。「抱かれたくないタレントランキング」において、出川哲朗を抜きナンバーワンとなったことに悩む。アフロが特徴だが、カツラでカツラの下はサラサラヘアー。若手中心に結成された「OH!喜利喜利ボーイズ」(おう ぎりぎりボーイズ)のリーダー。父で、長女は「沙耶」、長男は「太郎」(太郎は「饅頭怖い」の回で誕生)。ギャグは、「つぶつぶマスコット」。 谷中鶴子(やなか つるこ) - 猫背椿 どん太の妻。
どん太のつまらないギャグを盛り上げる笑い役。 谷中沙耶(やなか さや) - 江本花琳 どん太と鶴子の長女でどん兵衛の愛孫。
林屋亭どん吉(はやしやてい どんきち) - 春風亭昇太 30歳の時に山手線職員から脱サラして林屋亭一門に入門。
先輩のどん太に馬鹿にされるとムッとする。入門から10年でどん太より真打ちに昇進した。師匠のどん兵衛同様、古典落語一筋。生真面目でマザコンであり、近所に住む3人の姉の影響で下ネタ嫌いで極度の女性恐怖症に陥り、それを苦慮したどん兵衛夫婦が何度も縁談を持ってくるが全て断っているほど。 林屋亭どんつく(はやしやてい どんつく) - 星野源 どん兵衛の弟子。
どん太に馬鹿にされムッとしたどん吉を諫める。ドラマの途中で二つ目に昇進。 - 深水元基 どん兵衛の弟子。
どんつく同様あまり目立たない。 林屋亭うどん(はやしやてい うどん) - 浅利陽介 林屋亭一番の若手で未成年。
名付け親がどん兵衛の筈なのにいつまでたって名前を覚えてもらえない。本名は「村田すすむ」。人々リサ(りさ) - 蒼井優 竜二の店「ドラゴンソーダ」で働くアルバイトの女の子。
店長のファッションセンスのなさに呆れ、店長の竜二と口論が絶えない(少しでも店の売り上げを伸ばそうと、店の洋服のドラゴンの描いてある面を伏せて並べている)。性格はマメでそそっかしい。竜二への蹴りの切れ味は鋭い。竜二によくバイト代を滞納される割には貧乏っぽくない。めり込みやすいが、男運は無く酒癖が悪い。銀次郎に一目惚れをする。 チビT(ちびてぃー) - 桐谷健太 本名、タケシ(苗字不明)。
竜二の友人。近所にある中古レコード屋の店主で、夜はクラブでDJをしている。竜二・劉さんに青山に彼の下宿のアパートの部屋の押し入れを貸し、家賃を取っている。 - 荒川良々 高座名はジャンプ亭ジャンプ(ジャンプてい ジャンプ)。
アマチュア落語のチャンピオンという経歴の落語マニア(落語おたくと呼ばれると怒る)で、自分の芸に自信を持つ。古典落語を得意とする。一時期どん兵衛に弟子入りするが、すぐにどん兵衛の元を離れ、高田亭馬場彦の弟子となる。のちに「CLUB YO-SE」というクラブイベントを主催。上方漫才と林屋亭どん太のお笑いを毛嫌いしている。回から出演。 辰夫(たつお) - 尾美としのり そば屋「そば辰」の主人。
江戸っ子口調だが、岐阜県出身。どん兵衛のファンで、寄席が時には店を休むほどの熱の入れよう。メグミに惚れたことがある。40歳、バツイチ。 半蔵(はんぞう) - 半海一晃 おでん屋台「半蔵」の主人。
辰夫と同じくどん兵衛のファン。
辰夫・半蔵と同じくどん兵衛のファン。純喫茶「よしこ」で虎児はどん兵衛に授業料を払い借金を取り立てている。 - 洞口信也(クレイジーケンバンド) 浅草演芸ホールの掃除夫。
竜二とは顔なじみ。 刈谷(かりや) - 廣石恵一(クレイジーケンバンド) 会社をリストラされ新宿流星会から借金をし虎児と銀次郎から借金を追い立てられるが、厚意により浅草演芸ホールで掃除夫として就職先を見つけて貰いそこで借金を返すことに。
連続ドラマ化になってから出て人物。部屋(正確には竜二が住んでいる押入れの下の段)に下宿する中国人留学生。
カタコトの日本語を話す。回から出演(当初はゲストとしてキャスティングされたが、河本の演技を宮藤官九郎が気に入ったことにより出番が増え準レギュラー化した)。