明智光秀〜神に愛されなかった男 あらすじ

明智光秀〜神に愛されなかった男 あらすじ
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明智光秀〜神に愛されなかった男 あらすじ 0

戦国時代

各地で日々戦が民の血が流れ、農地は荒され、農民が貧困に苦しんでいたこの時代、ようやく乱世統一のため一人の武将が立ちあがった。
上川隆也が演じる織田信長は、家臣の柴田勝家(隆 大介)、丹羽長秀(本田博太郎)らを伴い京に上洛。朝廷より、足利幕府の後継者・義昭(谷原章介)が征夷大将軍の命を拝されることにより、信長こそ将軍の一の家来としての絶対的立場を得ることに成功したのである。  そして義昭を信長に引き合わせ、京に無事入るまでの手筈を整えたのが、明智光秀(唐沢寿明)であった。
京へ入った信長らを迎えた明智光秀の前にしゃしゃり出て、一行の長旅の労をいやしたのは、“猿”こと木下藤吉郎(柳葉敏郎)。のちの豊臣秀吉であった。ひょうきんにその場をなごませた秀吉の滑稽(こっけい)さは、信長らを大いに笑わせ、明智光秀は唖然(あぜん)。そして秀吉に怒りの気持ちを覚えるのだった。明智光秀の婿養子・秀満(大泉 洋)は、そんな様子を見ながら義父・明智光秀に、「生真面目なだけでは信長に気に入られない」と進言する。  それから石成友通と報に柴田勝家が立ちあがった。
このときも秀吉は、先鋒(せんぽう)の勝家を出し抜く活躍を信長の信頼を成功。信長は、秀吉に、明智光秀と共に京奉行を任命したのだった。心の中では軽蔑(けいべつ)さえしている一家臣にすぎなかった秀吉と並べられたことに、明智光秀はやるせない思いを感じる。宴の席でもお勤めの場でも陽気に振舞う秀吉と、真面目に役目をこなす明智光秀の姿は対照的に写り、ことごとく信長の目にとまる秀吉の姿に明智光秀は、口には出せぬ不満を募らせていくのだった。
そんな明智光秀の心の安らぎは、妻・ひろ子(長澤まさみ)と子供たちの存在であった。
ひろ子は、明智光秀の眉間(みけん)に、以前にはなかった深い皺を見つけるとき、夫の置かれた立場のつらさをおもんぱかるのだった。一方、そんな明智光秀の苦悩など知るよしもない秀吉は、おね(小西真奈美)に、明智光秀が優れた武将であることを話し、信長様のもと、一日も早く戦のない世の中をつくりたいと話すのだった。
信長は越前の朝倉義景を討つため挙兵した。この直後思いかげない知らせが信長を窮地(きゅうち)に陥れることになった。近江の浅井長政が謀反をはたらいたのだ。信長の妹の婿である長政の謀反に信長勢は撤退をなった。秀吉は自らの命をなげうってでも信長を助けようと、助からないといわれるしんがり(軍の最後尾で敵の追撃を防ぐ)を進んで申し出て、信長を無事逃がすことに成功する。
京の町は、秀吉のこの見事な働きでもちきりになった。しかし本当に信長の危機を救ったのは、実は途中でひき返して秀吉に加勢した明智光秀だった。このときも憤慨する秀満に対して明智光秀は、「功名や評判で戦いの世が終わるなら苦労はない」と怒りを押し殺したのだった。  しかし、この直後明智光秀が信長に義昭に不穏な動きがあることを知らせると、信長は先日の戦での労をねぎらう言葉を明智光秀にかけた。
こうして、信長の自分に対する確かな信頼は得られたと明智光秀が確信した矢先のことだった。長浜攻めを控え琵琶湖で陣を張る信長が、明智光秀を密かに呼び出すと、総大将を申しつけたのだ。信長の首を狙う残党の巣窟(そうくつ)と寺を攻めよという。仏に弓を引くとはと明智光秀は再考をうながすが、信長の決意は固かった。明智光秀は家族の元に戻った。
明智光秀の表情に苦悶(くもんひろ子は、以前明智光秀から仏像を取り出して見せた。比叡山攻めを目前に、明智光秀は複雑な思いでその仏像を見つめた。数ヵ月後、織田軍の総大将として比叡山焼き討ちを決行した明智光秀は、秀吉にだけはその作戦を伝えなかった。
作戦を邪魔され手柄を取られたくなかったのだ。琵琶湖の対岸の長浜に秀吉は、比叡山に火がつくのを見るやいなや、遅れをとってはぬと自らも出陣を決意する。陸を走ったのでは間に合わないと悟った秀吉は、漁師たちから舟を買い上げ琵琶湖を渡って進軍。り着いた秀吉に驚愕(きょうがく)後ろめたを覚える明智光秀に対し、とがめることをしない秀吉に、明智光秀は武将・秀吉の大きさを感じるのであった。比叡山の功により、明智光秀は信長から近江坂本城を与えられた。
家族一緒に暮らせる城を得たのである。束の間の幸福であった。信長の勢いは、ところを知らず加速度をいく。
明智光秀の運命の歯車にも微妙な狂いが生じてゆくのであった。織田家と日本の行く末を案じた明智光秀の脳裏に、一つの考えが浮かぶのであった。
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